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「日本刀 珠玉の名品展」詳細が発表されたようです!①

ずっと楽しみにしていた展示会。
詳細の続報を今か今かと楽しみにしていた今日この頃。


なんと、なんと…
本日展示目録などの詳細が発表されました~!(パチパチッ)
しかもここを見ると全部では無いですが写真可のようです。
良い意味で想定外。


数ある名品の中で何がポスターの表紙になるかも楽しみにしていましたが、刀剣博物館所蔵の金象嵌銘「尻懸則長」でした!
大摺上げなのにこのプロポーション…痺れます。。。

特重50周年記念展チラシo

(画像出典元:刀剣博物館

という事でざっと目録を見ただけでも興奮が冷めやらないので、ただただその興奮を目録に沿って記すだけの記事です。
という事で早速…。

・山城伝

目録を見てみると圧巻も圧巻。
まず目録トップは吉家。
吉家と聞くと誰?と思う人も多いかもしれませんが、「三条」です。三条吉家。宗近の子とか孫とか言われています。
その在銘と言うだけで鳥肌が立ちます。

次に粟田口ゾーン。
粟田口自体お店でも殆ど拝めません。
仮にあったとしても無銘の刀なのですが、在銘がずらりと並んでる。
しかも太刀や刀が多い。
吉光の打刀は「京のかたな展」でも出ていましたが、一期一振以外の唯一の吉光の刀という事で有名です。
また拝める日が来ようとは…。

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(画像出典元:展示目録(珠玉の名品展)


次にゾーンなど。

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(画像出典元:展示目録(珠玉の名品展)

個人的に定利は超見たいのは置いておいて。。(定利は鎌倉前期という見方が今はされているのですね。勉強になります)
ここまで在銘があると1点だけ無銘の二字国俊の出来が気になりすぎる…。
きっと出来が傑出しすぎているのだろう。。
乱れ映りのある二字国俊は是非見たいのですが、この太刀はどのようなものなのでしょうか。
二字国俊と来国俊の別人説、同人説、見比べる良い機会かもしれませんね!

そして、、、

ん?!
よく見ると「銘 来国次」、「太刀」。
え?!
ひょえーーーー!
確か来国次の在銘太刀は1,2振だったような…。
どうやら伝説の剣のようなものまで出るそうです。


・大和伝

次に大和伝エリア。

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(画像出典元:展示目録(珠玉の名品展)

大和伝は記憶が正しければ殆ど在銘が無かったと思います。
もともと大和伝の刀は僧兵が使う為のもので、大量消費されたからというのが理由だった気がしますが、その中でも在銘で残っているものはやはり相当な人物が所持していた何か特別なものなのでしょう。
大和伝の刀は展示自体も他の五ヶ伝に比べると少ないようですね。


・相州伝

個人的に楽しみすぎるエリア。

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(画像出典元:展示目録(珠玉の名品展)

新藤五3振りね~!と思ったそこのあなた!
短刀じゃないんですよ!
よく見たら2振が太刀なんですよ!
あの美しい地鉄で短刀ではなく太刀を作ったらどうなるのか…
妄想すると楽しみすぎます。

そして個人的に一番の楽しみが「大島行光」。
ずっと短刀だと思っていましたが脇差に分類されていたとは知りませんでした。言わずもがな享保名物。
行方不明で拝見できる機会はよもや無いと思っていたので、嬉しい限りです。
そして正宗も2振が享保名物。
芦屋正宗はトントン拍子で重要、特重と駆け上がっている様子を近年展示会で見ていた方も多いのではないでしょうか。
一方大垣正宗は初めて見るので楽しみです。


・続きは明日書きます

興奮が冷めやまない中、テンションが上がりすぎてどうしようもないので明日、続きを書いていこうと思います!
いや~、本当生きてて良かったです。
皆さんこの展示会を見るためにもコロナに負けず頑張りましょう!!

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それでは皆様良き御刀ライフを~!

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