新しい刀剣所有のカタチ
日本刀の所有と言えば今までは本物の日本刀を持つ事であり、金銭的理由や家族の理解などが得づらい方などは模造刀を持つ人もいるでしょう。
しかし最近これらに加えて新しい「刀剣所有のカタチ」が出てきたので紹介します。
それがこちら。
①つなぎ(木型)で再現された名刀の数々
・大典太光世
・薄緑(膝丸)
・豊前江
このように刀身の厚みを肌で感じられるというのは押形では出来ないので、ツナギならではの良さですね!
・山鳥毛
刃欠けまでしっかり表現されています。
②刃文の着色も?!
そしてなんとなんと。
このつなぎにスプレーで着色を施してみた職人さんが。
映りまで再現されている?!
これはいよいよ本物の刀の変わりに所有欲を満たしてくれる新たなカタチが登場した予感です。
③つなぎ(木型)の注文が出来る場所
このようなつなぎ(木型)の注文は以下から出来るようですので、気になる方は注文されてみては如何でしょうか?!
勿論実際の刀剣を買うよりも遥かに安いです。
着色についてはまだ依頼出来る所が無いように思われますが、今後出てくるかもしれません。
④+αでこんなカタチ
他にも真剣は危ないという理由で家族の理解を得づらい場合は、拵を所持するという手もあります。
拵には先に紹介したつなぎが入っています。
材質は木なので危険はなく、理解を得やすいかもしれません。
買った本物の拵えに合わせて新しくつなぎを作り着色して刃文を描いて見たり(古いつなぎに着色するのは避けましょう)、先につなぎを作ってそれに合わせて拵を作ったりなんかする時代もこの先もしかしたら来るのかもしれません。
刀身同様歴史のあるものも多いですし(殆どは江戸時代以降のもの)、歴史に思いを馳せる事も出来ます。
1点着色したつなぎを拵に納めて良いかと言う点は、塗料の材質が拵に悪影響を及ぼす事がないか良く調べる必要があるとは思います。
例えば拵に納める際に塗料が削れて悪さをしないかなど。
将来的に本物の刀身を入れた際に塗料のカスで刀身が痛んだりなどはあり得そうですので慎重に。。
拵も自分で新しく作ったものであればどうしようが自分の勝手ですが、昔の物を扱う時には慎重にした方が良いかと。
と色々考える事は多そうですが、様々な「刀剣所有のカタチ」が増えてきそうな流れでとても楽しいですね!
つなぎがどう進化していくのか、これからとても楽しみです^^
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それでは皆様良き御刀ライフを~!