第8回刀屋さん見学会レポ
今日は刀屋さん見学会第8回目を開催しました。
前回が3月頃に原宿にて開催でしたので、実に5か月ぶりの開催。
霜剣堂さん(帝国ホテル店)での開催は8か月ぶりです。
毎回行く度にエントランスのお花が変わっています。
このお花を見るのも地味に楽しみです。
お店に向かう途中ショーケースに拵が飾ってありました。
そしてお店に到着。
・見学会の様子
(※参加者の方の撮影&掲載許可を頂いています。)
まずは刀の姿の見方のレクチャーがありました。
刀は手に持つと展示されていた時とは異なり反り具合などが分かり易くなります。
という事で開始5分ほどで参加者の方が順々に刀を持つ事に!
一言で「持つ」と言っても刀にはハバキが付いており、ハバキをつい持ってしまいがち。
ハバキの下を持った方が良いなどの具体的な説明もありました。
全員が一通り刀の持ち方を学んだ後は、刃文と地鉄の鑑賞に移ります。
手に持って見た時の刀の見え方は、美術館で見るそれとは世界がまるで違うので感動します。参加者の方からも次々に「おぉ~!」などの声が。
その後は、刀のどこを見たら健全か分かるかについて説明下さいました。
刀を3振出してくださり、なぜこの刀は安くて、こちらは高いのか、などの話はクイズ形式でとても面白かったです。
例えばこれは50万円、これは100万円、これは300万円(価格は以下の3振と関係ありません)…刀は刀工が同じでも値段が様々ですが、理由を知っていて買う事が重要と刀屋さんは仰っていました。
この知識は刀選びの時役に立つのは勿論のこと、美術館で刀を見る時にも得られる情報量が増えたりするのでとても有益です。
他にも健全さを見るポイントは沢山あるので気になる方は詳しい方に聞くか、近くに思い当たる方がいなければぜひ次回以降の見学会に参加されてみてください。
この後も刀が次々と出てきて、ひっきりなしに鑑賞されていました。
結局私だけ毎度の事ながら16時頃帰ることになりましたが、他の方はまだ楽しんでらっしゃるようでした。
結局皆さん何時頃までいらっしゃったのでしょうか^^;
恐らく10振以上見られて想像以上に疲れているかと思いますので今日はゆっくり休まれてくださいね!
最後は本日の鑑賞刀の中から1振り紹介です。
丹波守吉道(重要刀剣)の脇差です。
動画は以下から見られます。
という事で第8回刀屋さん見学会のレポでした!
次回刀屋さん見学会は日程が決まり次第また募集を掛けさせて頂きます。
刀屋さんに行きたいけど入る勇気のない方、刀の正しい知識を付けたい方、などなどご参加をお待ちしております。
今回も読んで下さりありがとうございました!
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それでは皆様良き御刀ライフを~!
↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)
「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。
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