【倶利迦羅不動寺】オリジナル刀展示ケース製作日記⑥ 完成
お納めしている倶利迦羅不動寺のオリジナル刀展示ケースについて改良を施しましたので、今回はその内容についてです。
これで正式に完成となります!
完成したのがこちら。
ライトの調整は必要ですが、ちゃんと拾ってくれそうです。
横から見るとこんな感じです。
安定させるために重心は下に、ケースはなるべくスリムにする事を心がけて作りました。
水平にも垂直にも出来ます。
目釘孔はネジなどの金属部が触れると錆びが取れてしまうので、樹脂を間に入れるなどして工夫しています。
外観からは分かりづらいですが。。
そして以下が今回加えた改良です。
切先部分を支えるような感じの部材を取り付けました。
長刀は茎も長く目釘孔2点で固定すれば切先部分は支えなくとも良いと当初思っていたのですが、展示すると自重で切先が垂れる事が判明。
以前は垂れを抑える為に以下のように刀枕を代用頂いてましたが、それが不要になりました。
・終わりに
という事で、昨年9月に大塚工藝社さんのfacebookコミュニティ「とうさろ」経由でお話を頂いてから、遂に完成しました!
以下のイラストが、
こうなって、
こうなりました!
物が出来るまでの工程は沢山ありますが、形になり喜んでもらえた時ほど嬉しい事はありません。
コロナで展示会が延期(開催時期未定)になっていますが、住職さんも色々企画を考えておられていて何やらとても楽しい展示会になりそうです。
コロナが早く収まり展示会が無事開催されることを祈っています。
今回も読んで下さりありがとうございました!
面白かった方はハートマークを押してもらえると嬉しいです^^
記事更新の励みになります。
それでは皆様良き御刀ライフを~!
倶利迦羅不動寺のオリジナル刀展示ケースの製作過程に興味がある方は以下をご覧ください。
倶利迦羅不動寺ってどんなお寺?という方は以下をご覧ください。
大塚工藝社さんの「とうさろ」は以下から見れます。
研ぎ師の玉置さんの刀にまつわる色々な話がほぼ毎日聞けて勉強になります。日本刀大鑑も読み放題になります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?