刀箱の壁掛け施工にあたって
新築やリフォームなどで「刀箱」ありきで部屋をデザインして下さる方がとても多いです。
それに際してどのように設置するのが良いかという問い合わせを多く頂きますので、こちらに取付方法や、設置後に配線を見えなくする為のコンセントの設置位置などについてまとめようと思います。
・刀箱の壁かけ施工にあたって
刀箱の壁掛けに必要な治具は以下の「エースオブパーツテレビ壁掛金具 PLB-104LB」になります。
amazonで売っていますので別途ご用意頂き、テレビ掛けの業者などに取り付けて頂いてください。
ご自身での設置も比較的簡単に出来ますが、現在の住宅は石膏ボードなどが多く、間柱を見つけて固定しないとしっかりと固定できず落下の危険があり大変危険です。
間柱を見つけるセンサーなども売っていますので、そちらを用いて取り付けるのも良いかもしれません。但し自己責任にてお願い致します。
エアコンが地震で落ちないのと一緒で、一度ケースを壁掛けすれば地震発生時も安定します。
中の刀も安定します。
刀箱は床置きではなく、なるべく壁掛け設置頂けると地震時も安心です。
ケースの耐震試験については以下をご覧ください。
刀箱での実験はしていませんが、構造上結果はほぼ同等になると思います。
・短刀箱の壁掛け施工にあたって
短刀用のケース「短刀箱」も同様の寸法で取り付け頂ければ大丈夫です。
但し壁掛け治具は以下のものをお使いください。
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それでは皆様良き刀ライフを!
施工が終わった後の設置手順については以下の②以降をご覧下さい。
↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑
「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。