一度失敗した新色の箔漆板が完成
依頼があり表が青貝箔(青&銀箔)と裏が紅葉色のリバーシブルの箔漆板を半年ほど前から製作しており3か月ほどかけて1度完成したのですが、漆乾燥時の抑えが甘かったりなどで下地の色箔が出てきてしまい、本来赤くなる部分が斑模様になってしまったため再製作していました。
そして更に3か月…ようやく完成しました。
まずは表の青貝箔面。箔の立体感ある良い仕上がりになりました。
問題の裏面も今回は下の色箔が表に出てこなくなり赤がしっかり見えてきました。
濃く黒っぽく見えますがこれから更に時間をかけて漆が乾燥していく事でこれから半年以上かけて徐々に以下のような色に変化していきます。
今回の板は展示ケースと共に海外の方へのお届け品ですが、気に入って頂けると嬉しいです。(輸送がこれまた心配…)
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↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)
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