新春刀剣福袋
って見た事ないですよね。
あったらあったで地雷感しかないわけですが…。
ただ実際にあったら面白そうでもあり(見てる分には)、今年も残すところあと少しなので折角なので新年に向けて刀剣福袋の登場を妄想しようと思います。
鐔福袋(1~3万円)
よくある福袋の値段で出来るので1番現実的かもしれない。
5~10万円相当位の鐔が入っている予感。
京透かし鐔福袋、肥後鍔福袋などなど鐔でもおおよそのジャンルが分かれていると有難い。
実際には90%以上が在庫処分品の詰め合わせになっている事だろう…。
でも当たりとして20~30万円くらいの鐔があれば、トライしたくなる気持ちも湧かなくもないかもしれない。
保存刀剣福袋(20~30万円)
保存刀剣が入っている福袋。
刀剣福袋は短刀、脇差、刀でジャンルが分かれているはずだ。
それぞれで福袋の値段は当然違うだろう。
刀福袋が一番高く、次は短刀福袋、最後が脇差福袋だろう。
更に古刀福袋、新刀福袋、新々刀福袋と分かれているかもしれない。
名目上は50~70万円相当が入って20万円などと書かれているだろうが、実際はきっと…価格相応の内容になっているはずだ。
なかなかに闇が深そうである。
特別保存刀剣福袋(80~100万円)
これも同じような感じだろう。
名目上は150~200万円相当の刀が入って80万円とお得感を感じさせてくるかもしれない。
更に5分の1位の確率で300万円相当の刀が当たりとして入っているかもしれない。
しかし実際は、名前だけ聞けば確かに300万円を連想しそうな有名な刀工作でも、刀身などに何か問題があり実際はせいぜい150万円くらいのものが実は当たりとして設定されているかもしれない。
もしこうなったら闇が深い。
重要刀剣福袋(300万円~)
ここから更に闇が深くなる。
当たりは虎徹や助広といった超有名刀工の脇差あたりかもしれない。
大抵は無銘の重要刀剣になり、これもお得というよりはきっと価格相応だろう。店内でなかなか売れない重要刀剣を福袋に詰め込む。
特重に合格するような品は当然入っていない。
でも買う側からすればそんな事はどうでも良いのだ。
福袋という刀剣との運命の巡り合わせを楽しんでいるのだから…。
値段ではないのだ。
…と買った後に言い聞かせるまでがセットである。
しかし重要刀剣指定を受けているのである程度物が良いのは間違いないので、そういう意味ではまだマシかもしれない。
特別重要刀剣福袋(1500万円~)
1口が破格の値段である。1200万円相当以上の刀剣が入っている。
但し5分の1の確率で3000万円相当のものが入っている。
もしかしたら10分の1位の確率で名物が入っているかもしれない。
「じゃあ全部もらうわ」という規格外の富裕層が現れたら大変。
まさに超富裕層と刀剣店の駆け引きが繰り広げられるのだ。
いずれにしても超富裕層の遊びである。
終わりに
とまぁ…適当に色々考えてみましたが私は絶対に買いません。笑
100万円あったら刀の実物をよく見て気に入った刀を買います。
刀は直感的に気に入るものとそうでない物があり、そこが合っていないときっと買ったあと家で見ていても楽しくないはずです。
なので福袋で運否天賦の賭けをして仮に価格以上の物が手に入った所で自分自身にとってそれが最善の選択だったかはまた別問題になります。
しかし将来的に刀剣福袋を本当に良心的な素晴らしいカタチでやってくれる所がいつか現れたら…個人的には凄く興味があります。
買う事はきっと無いですが開封動画的なものは見たい。笑
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それでは皆様良き御刀ライフを~!