日本刀オタクの部屋紹介
刀を買ってから刀にはまりすぎて約10年勤めた会社を辞めて刀の展示ケース作りを初めてはや4年、今まではゲームセンターにあるクレーンゲームを設計開発していた位なので、刀で人生が180度変わったと言っても良いだろう。刀(本物)も今では5振に増えた。鐔などの刀装具も増え出している。
刀について書いたブログも昨日777日連続投稿を達成できたし、そろそろ刀オタクと名乗って良いかと思い「刀オタクの部屋紹介」というタイトルにしました。
世の中にはもっとオタクな方々がいる事は重々承知していますので、4年程度でオタクと名乗るのも少し気が引けるのですが…。
そんな自称日本刀オタクの私が約半年かけてリフォームしていた5畳の刀部屋が遂に完成しました!
かなり刀の事を考えて作ったつもりなので、勝手に部屋紹介をします。
①部屋にいながら美術館のように刀鑑賞が可能
普段はパソコンで刀展示ケースの設計作業を行ったり、刀のブログをここで書いています。
机の両横には製作した刀展示ケースを壁掛けしているので、疲れた時などふと横を見ると1人で美術館にいるような感覚で刀を楽しむことが出来ます。
尚、鍵付きの展示ケース(刀箱漆)の中には飾っていない刀も収納可能。
鍵を開けないとアクセスできないので安全です。
勿論それ以前に家のセキュリティは大事なのでセコムしてます。
②手に持っての鑑賞もしやすい
天井に付けたライトを使う事で座りながら刀を手に持って鑑賞も出来ます。
③机に刀を置いて鑑賞出来る
刀や刀装具の写真を撮ったり、将来的に刀の姿や刃文を写し取る「押形」を描けるように机は大きいものにしました。
奥行きが85㎝程あるので刀を置いても結構スペースがあります。
④障子から入る光で地鉄鑑賞出来る
障子から自然光が入るので家から出なくても自然光による地鉄鑑賞がしやすくなります。
直射日光を当てないので目も痛くなりません。
⑤湿度はエアコンで管理
展示ケースには調湿材が入っていますがあくまでサポート的な役割でしかない為、湿度が高い夏場などは部屋自体をエアコンで除湿しています。
これで部屋はいつも大体湿度50~60%です。
拵があるので漆を割れさせない為にも乾燥させすぎる(40%以下)事が出来ません。
とはいえ電気代かかるのでやはり展示ケースに自動調湿機能を持たせた方がコスパが良いのかもしれない。今後要対応ですね。
⑥刀剣本もすぐ読めます
棚には刀剣本を入れています。
ふと調べものをしたい時に役立ちます。
パナソニックのコの字コンポリアは本の収納も沢山出来ますし、本の大きさに合わせて棚を稼働できるのでお勧め。
⑦終わりに
という事で長くなりましたが、刀の事について出来る限り考えて部屋をリフォームしたつもりです。
5畳という狭い空間に刀をどう入れ込むか、刀を苦なく楽しめるにはどうすれば良いかを考えるのは楽しくもあり、かなり難しかったのですが。
時間が掛かりつつも何とか考えていた通りの部屋が出来て良かったです。
リフォーム会社さんも刀を飾る部屋は初めてだったようで、刀の知識も無かったのでほぼ全て1人で部屋のデザイン(壁紙や床材など)や入れる家具、器材を考えました。
大変でしたがリフォームの知識もかなり付きました。。
4歳の娘も時々遊びに来てくれます。
刀を見るのに身長はまだ足りてませんが^^;
刀に興味を持つ子に育ってくれたら嬉しいです。
追伸
取材も歓迎なので雑誌やメディア関係の方がもし見ていらっしゃいましたらお気軽にTwitterのDMなどでお声がけください。
今回も読んで下さりありがとうございました!
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それでは皆様良き御刀ライフを~!
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↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)
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