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大刀剣市2023へ向けての準備

今年の大刀剣市2023、刀箱師は「霜剣堂」さんのブースにて出展させて頂くのですが、以下の赤丸部にて製作している刀展示ケースで拵と共に展示出来る一番大きいサイズの「刀箱」を展示します。

実は市販品の作業机などを組み合わせる事で、従来から大刀剣市でよく使われている規格品のガラスケースをそのまま置き換えが出来るようにしました。

以下が従来からある規格品のガラスケース(横1500×奥行600×高さ900㎜)

(画像出典:名古屋刀剣ワールド 大刀剣市2022に行きました


それにあたり実際の展示環境を作業場で再現してみました。
それが以下です。

机の上は従来通りお客さんに刀を置いて見せたり出来るようになっています。そしてその際にお客さんの足がケースに当たらないよう、ケースは少し奥まって設置しています。
横から断面で見るとこんな感じでしょうか。

ケースを奥まって展示しているので、外部光を若干抑えられ、刀も綺麗に鑑賞出来るようになったと思います。
(尚、以下は大刀剣市での展示刀ではありません)

尚、会場でのもしもの地震に備えての転倒防止も考慮しています。


刀を美しく鑑賞する事にこだわったケースですので、是非会場でご覧頂けると嬉しいです!

映り込みも普通のガラスやアクリルだと右側半分位してしまうのですが、それも極限まで抑えています。
見えづらいだけで刀をむき出しで展示しているわけではありませんので、手を伸ばさないようご注意ください。

大刀剣市までもうあと2週間。
本当あっという間ですね。
製作も引き続き頑張ります。



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それでは皆様良き御刀ライフを~!

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。

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