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「日本刀と未来展」に行ってきました

7/10~10/14まで日本科学未来館で行われている「日本刀と未来展」へ行ってきました。
開始から2ヶ月程経っているので流石にそろそろ落ち着いているだろうという事で昨日混雑状況など調べていたのですが、どうやら土日はまだまだ体験コーナーなどにかなり並ぶという情報もあり…。
しかし朝一10時に行けば比較的空いているという情報も見つけたので朝一で行く事に。

到着したのは開場15分ほど前。
うーん…普通に長蛇の列が…。大体100m位でしょうか。

しかし会場までの誘導などが非常にスムーズで入場まで5分ほどでストレスなく入れました。

個人的に推しの七星剣。最高に格好良いです。

因みに現在我が本丸の刀箱丸に収納されています。
前の鍛刀イベントで奇跡的に出て発狂しかけました。


中に入ると音に合わせてハンマーで玉鋼を叩くゲームなど様々な体験コーナーがあり、そうした箇所はやはり少し並ぶのですが、1つの体験時間が10秒程度と非常に短いので列がサクサク進むのが良かったです。
10時頃の段階では2~3分ほどで全ての体験が出来ました。

2歳も焼き入れを頑張っていました


刀の重さを体験できるコーナーでは2歳と6歳で取り合いの喧嘩に…。
家でいくらでも持てるがな…。

祢々切丸は己の獣を解き放っても全く持ち上がらなかったようです


模造刀エリア

ずっと拝見したかった木の模造刀(タカハシアオイさんによる作)が展示されているエリア。
これが噂通り本当に本物そっくりで木で出来ているようには思えず感動ものです。行かれた方は必ず見た方が良いです。

三日月宗近
三日月状の打ちのけが美しく表現されています。
山姥切国広。光をかざすと刃文がきらめく様は本物のようです。
茎仕立ても素晴らしいです。


刀エリア

本物の加州清光が展示されていました。
実は加州清光は日本刀の中でも比較的安く買える(数十万円程度)ので、タイミングさえ合えば刀屋さんで入手しやすい刀だったりします。
ただ刀剣乱舞でも人気の刀なので最近は出ても直ぐに売れてしまうようですね。
展示の清光は摺り上げられていない生ぶの姿でした。
ただ子供が先に行ってしまい鑑賞は出来ず…。

宮入さんによる剣の2振。
こうした展示動きが感じられ刀を手に持ったような視点で見れるのでとても良いですね。
しかし同じく子供が動き周り鑑賞はほぼできず…。

石田國壽さんによる三日月宗近の復元刀。
身幅や重ねががっちりしていたので、三日月宗近が研ぎ減る前の本来の姿を想像して製作されたものと思われます。

「三条」の文字
茎尻にはなんと宗近の家紋が金象嵌されていました!


そしてこちらも楽しみにしていた今剣の再現刀。
今剣は現存していないので、製作者である石田國壽さんが想像で作られた形です。

鍛造時の模様が良く見えます
「偲(しのぶ)」という字に込められた想いがまた良いですね

裏から見るとなんと片切刃になっていました。

拵も過去にない現代ならではのスタイルにまとめられています。


最後は子供達もお気に入りの刃文やキャラクターを選んで思い思いの刀剣男士を作っていました。

完成した刀剣男士(右)。
想像と違かったようでもっと可愛いのが良かったぁ!と嘆いていました。笑


展示を見終わった場所に物販コーナーがありクッキーを買ったのですが写真を撮る前に…。

という事で会場を後にした11時半ごろには入場列も結構伸びていました。
開始から2ヶ月経ったとはいえまだまだ混んでいそうなので土日行かれる方は10時頃に行かれてみては如何でしょうか。
また1人の時にゆっくり見てみたい気もします。

尚3階では日本科学未来館の別の展示も行われているので子供連れでも長く楽しめると思います。
7階にはフードコートのような場所もあり、そこでお昼を食べる事も出来ます。



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↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

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