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卓上短刀箱2.0の拵同時展示仕様への改造について② 刀受けの試作品が完成

前回のブログ↓


現在制作している卓上短刀箱2.0に付いている刀受けを交換する事で、白鞘及び合口短刀拵を刀身と共に展示出来るような刀受けの試作品が完成しました。以前も書きましたが、鐔付の拵(鐔径Φ60mm以下)は上段にのみ展示などと制約が出来てしまいます。
もともと1振展示用として製作したケースに無理やり展示しようとしている為、やはり構造的に難が出る為です。

以下が完成した刀受けの試作品。
アルミに黒アルマイトで仕上げています。

交換してみるとこのような感じに。

刀身も展示して見ます。

刀身を上段に展示したVerです。
ライトの可動域的にも下段に刀身を展示した方が光を当てやすいですが、合口拵で下緒などある場合は下段に拵を展示した方がスマートかもしれません。拵が今手元になく試せず…。(実験する為にも何か調達してこねば。。。)

箔漆板との併用も勿論可能です。


気持ちあと1㎝くらい上段位置を下げても良いかもしれません。
微調整して2025年の3月中にHPから注文出来るようにしたいと思います。
卓上短刀箱2.0を既にお持ちの方は以下の簡単な交換で対応出来ます。

現状の卓上短刀箱2.0
現状のケース(卓上短刀箱2.0)の①と②の部品を取り外して、
2掛用のシート①'と刀掛け②'に変更するだけです。


尚、刀用のケース「卓上刀箱2.0」に取り付けてみてどうなるか?は明日試してブログにまとめようと思います。
おそらく長いと反りの問題もあり単純に現在のケースに入れ込む事なかなか叶わない気がしますが…。


今回も読んで下さりありがとうございました!
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それでは皆様良き刀ライフを!

よろしければ以下もご覧ください。

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。


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