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念願の鐔ががが!

本日から東京交通会館で開催しているコレクション情報さんの展示会。
友人に誘われ行ってみました。


有楽町駅目の前。東京交通会館の正面入口から入り階段を下に降りると会場があります
B1Fゴールドサロン

到着したのはお昼頃でしたが店内には既に多くの方がいらっしゃいました。
特に入場にあたり特別な許可などは必要ないので、受付で名前などを書けば誰でもふらっと入れます。
入口近くには求めやすい刀や刀装具が、奥には珍しい村正の槍や古備前の太刀、青江の短刀など名刀が並んでいました。

近くにお店の方もいらっしゃるので分からない事は教えて頂けます。
また目の前で刀が見れ、気になるものがあればお店の方に言って全て手に取れるというのも良きでした。

そして刀を一通り堪能した後に入口付近の刀装具をふらっと見に行ったところ…。
なんと探し求めていた成木一成さんの信家写しの鐔(現代作)が!!!!

驚きすぎて嬉しすぎて即購入を決断。
こんな事もあるのかと今年の運を使い過ぎてしまった感がありつつも、願い続けると手元に来る事も改めて実感。

南無妙法蓮華経の文字と斧の透かしが入っています。
裏は唐草の毛彫
耳には亀甲紋も。
箱書き。平成5年は1993年なので、つい最近と思いつつも今から約30年も前…!

因みに以下が本歌です。
信家は金家や埋忠明寿と共に「桃山三名工」と謳われている鐔工で、戦国時代の武士の思想や信仰などを鐔に表現している事から人気の鐔工です。

(画像出典:「信家鐔」より)

行って良かった
行って良かった
行って良かった

嬉しすぎて興奮で今日は眠れそうにありません。
成木さんの信家写しは他にも魅力的なデザインが沢山あったり、コレクション情報さんにも梵字の透かしが入った物がまだもう一つあるとの事でこれらも気にはなるのですが、今回とても気に入る作が手に入ったのでこれで成木鐔については一旦終わりにして落ち着きます。

10年位で見つかれば良いなと考えていたので本当嬉しいです。
もう今日は抱いて寝ようかな…

音色もとても良いです。

いつか本歌と並べてみたい所ですが、そこまではまぁ、流石に無理でしょう…。

今回も読んで下さりありがとうございました!
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それでは皆様良き御刀ライフを~!

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。

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