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7th FFF-S 舞台挨拶解説
つづき…
②あの最後のあれ(手を唇に当てて)はなんですか?
回答:
あれは、口紅を男の唇につける動作です。実際の撮影では、顎に擦りつけましたが。死化粧のようなイメージですかね。
もともと、脚本には入れていなかったのですが、女として、あの場にいた時に、台本上「去る」ことになっているけれど、その場に居たいなあという感情がわいてきました。
「ヒーローズ・ジャーニー」のことを勉強中の今、振り返ると、男との取引に勝ち、願い(=男との愛を本物にする)を達成した女は、たしかに、その場に残りたくなって当然だし、「去る」ことで、次の恋愛に向かうことを表現できたなあと。動きとしてはナイスアドリブだったなと思います。
※何してるかわからないという撮影についての問題などはありますが……
③お芝居が👍字幕がなくても何を伝えたいか気持ちがわかる
本当にありがとうございます。アクティングコーチのもとで積み重ねてきたレッスンと、日々、感じることを大切に生活していた成果が出せたのかもしれないです!
実は、撮影の段階では、字幕は完成しておらず、こんな感じのそれっぽいやつが入る予定!みたいな(仮)の文言ばかりで、正直、穴あき状態でした。
それでも、ストーリーの流れや感情の取引の構造自体は完成していたので、お芝居に関しては問題なく、それに従って島崎藤村の詩を言えば、撮影できる!と押し切りました。
脚本が完成していなくても撮影できてしまうということを証明しちゃいましたね〜。お芝居おもしろいです(目ギンギン)!!
それくらい、本当に、ギリギリで制作していました。もう二度と、こんなギリギリにならないように気をつけようと思いますが、一度できてしまうと、いけちゃうかも!と思ってしまうのがよくないところですね。本当に、前もって前もって……気をつけます。
後日、字幕の文言を精査する時には、画に合わせて言葉を選んでいったからこそ、一層、字幕とお芝居の一致を感じていただけたのではないかなと思います。
字幕がつけ終わったのは、提出締め切り日の9月30日の18時過ぎです。9月20日から授業が始まっていて、この日は大学の授業日でした。機材トラブルやデータの破損も起きていて。前日は、字幕の案を考えては友人に意見をもらうことの繰り返しで(画面の友人がどんどん変わる変わるで私はずっとパソコンの前みたいな)、気がついたら朝になっていました。大学までの移動中は、作品を応募するために必要な「作品概要・コメント」、監督プロフィールの文章を考えながら、制作フローについてメンバーとやりとりをして向かって、授業を受けた後は、編集可能なPCを求めて、大学の情報実習室へ行ったり、ゲーム好き友達の家におしかけたり、心当たってしまった友人に電話をかけまくったり、色んな人に無理を頼んで、完成させることができました。
23:55頃、無事に応募はできましたが、数少ない大学の友人は、ほとんど映像制作で知り合った人たちだったので、唯一繋がった大学の友人関係が崩れてしまっただろうなと反省しつつ、
だいぶ徹夜が続いていたので、お風呂から上がった時の「今から寝る準備を始めても良い」と肯定された感覚は格別でした。
でも、結局、眠ったわけではなく、やっと時間ができたと張り切ってNetflixとAmazonprimeで、映画やドラマやアニメを見まくっていました。