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【筋膜の教科書】なぜ筋膜へアプローチするのか、このnoteを読めば分かります
こんにちは、肩 祥平です。
筋膜の施術に特化した整体『理学BODY 大阪店』で店長をしています。
日本で23人しかいないFascial Manipulation®︎のspecialistの資格を有しており、日々高単価でお客様に施術しているので筋膜の施術に関しての経験値はかなりあります!
今回は筋膜の解剖、筋膜の状態が悪いとは、筋膜の状態を良くするにはの3部構成で筋膜の基礎をお伝えします!
noteを最後まで読んでいただければ、タイトルにあるようになぜ筋膜へアプローチするのか?が分かっていただけると思います!
『このnoteが向いている人』
■筋膜の施術に興味がある人
■アプローチの引き出しを増やしたい人
■目の前の患者・お客様を1mmでも良くしたいと思っている人
『このnoteが向いていない人』
■筋膜について知り尽くしている人
■筋膜の施術の対して否定的な人
『このnoteを読むことで得られる事』
■筋膜の基礎の解剖
■筋膜の状態が悪くなる理由とその弊害
■筋膜の状態を良くするためのアプローチ
筋膜の基礎
まず、筋膜は大きく分けて深筋膜と浅筋膜に分けることができます。
みなさんがよく耳にする筋膜は深筋膜を指していることが多いと思うので、今回は筋膜の導入として深筋膜と受容器について解説していきます。
浅筋膜や皮膚支帯、脂肪の話をしだすとキリがないので笑
■深筋膜とヒアルロン酸
深筋膜は筋肉・筋外膜の周りに3層構造で存在します。
そして、それぞれの深筋膜の間や、筋外膜と深筋膜の間にはヒアルロン酸が存在します。
筋膜の間にスベスベなヒアルロン酸があるおかげで、筋膜にある程度の刺激が加わっても、他の層の筋膜を引っ張ることはありません。
筋膜が滑る(滑走する)、これが筋膜の正常な状態です。
■受容器、特に筋紡錘について
筋膜には受容器が多く含まれており、その数は筋肉の10倍とも言われています。
筋紡錘は学校の授業を真面目に受けてたみなさんは覚えていると思いますが、軽ーく復習しましょう。
筋紡錘は受容器の1つで、筋の長さを感知するセンサーで、伸張されると活性化するのが特徴です。
そして、筋紡錘は筋収縮にはかなり重要な働きを担っています。
簡単にホワイトボードアニメーションにまとめたので、サクッとチェックしてみてください!
では、筋紡錘がなんで筋膜の話に関係するの?と思いますよね。
実は筋紡錘は筋周膜に存在します。
さらに図をみると筋周膜は筋外膜に繋がっているのがわかりますね。
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