有痛性外脛骨あるあると整形外科テスト
こんにちは。肩 祥平です。
前回まではどのようにして有痛性外脛骨を担当したのか、そしてどのようにして有痛性外脛骨の治療経験を増やしたか僕の実体験を紹介しました。
今回は有痛性外脛骨について解説していこうと思います。
最近また何名か施術しましたが、まだ合計40症例も見ていませんが、どの症例も真剣に向き合ってきました。
今回は有痛性外脛骨のあるあると、圧痛をどの程度細かく確認しているかも含めた評価についてお伝えします。
『このnoteが向いている人』
■有痛性外脛骨のあるあるに共感したい人
■有痛性外脛骨の評価方法を知りたい人
『このnoteが向いていない人』
■有痛性外脛骨の選手を今後担当することがない人
■有痛性外脛骨の選手の圧痛をとることが得意な人
有痛性外脛骨とは
外脛骨とは舟状骨の後下方に存在する過剰骨のことをいい、健常人でも15%前後に認めます。
ほとんどが無症状ですが、なんらかの原因で疼痛が出現したものを有痛性外脛骨と言います。
一般的に、外脛骨に停止部を持つ後脛骨筋の牽引力が加わることで炎症が起こり、痛みが出ると言われています。
後脛骨筋に引っ張られるようなストレスがかかる原因としては
急激な運動負荷
繰り返しの運動負荷
捻挫などの外傷
扁平足
が考えられます。
臨床的に有痛性外脛骨の選手は扁平足であることが多いです
捻挫後に内側の痛みが取れない....って来院されて、有痛性外脛骨と診断されたケースもありました。
■有痛性外脛骨の分類
有痛性外脛骨にはVeitchの分類 というものがあります。
病院で働いていると医師が診断してくれます。
前所属していた病院から紹介してもらい、自費で見ている大学生の選手のレントゲン画像をもってきてくてました。
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