整形外科で珍しい(主観)疾患を担当する方法
こんにちは。肩です。
珍しいというのは難病といった意味ではなく、主観的な珍しさである、ということは先にお伝えしておきます。
みなさんは、有痛性外脛骨の方を担当したことがありますか?ドケルバン病の方を担当したことがありますか?
以前Twitterでアンケートを取ったところ、多くのセラピストが有痛性外脛骨を担当したことがないという結果になりました。と書いていたのですが、意外なことに担当したことがある人の方が多くてびっくりしました笑
でも僕は整形外科で6年働いていましたが、最初の5年間は有痛性外脛骨を担当したことがありませんでした。
なので、主観的に担当することがめずらしい疾患としてこの記事を書いています。
うちの病院は、新患がでたら予約が空いているセラピストに適当に振り分けるシステムをだったので、僕が5年間担当したことなかったのに、その年に外来に配属された後輩は担当していたりと本当に運任せでした。
僕としてはせっかく外来中心の整形外科で働いているのだから、いろんな症例を経験したいと思っていました。
いろいろ考えてある方法を使うことで、半年で12症例、そしてその年に理学療法のオーダーがでた有痛性外脛骨は全て担当することができ、かなり経験を積むことができました。
今回はこの経験をもとに、クリニックや整形外科で使える珍しい症例を担当する方法をお伝えします。
このnoteが向いている人 ■勤務先に担当してみたい疾患の患者が来院している ■その疾患を担当するために勉強をしている
このnoteが向いていない人 ■勤務先に担当してみたい疾患の患者が全く来院しない(クリニックなのに脳卒中急性期を担当したいetc) ■その疾患を担当するために努力をしない
僕が取り組んだ方法を順に説明していきますね!
見たい疾患がどのくらいの頻度でオーダーが出るか?
まずあなたが担当したい疾患は、1ヶ月、もしくは3ヶ月などの期間でどのくらい新規の理学療法のオーダーがでるか知っていますか?
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