【ハンター管症候群】膝内側の痛みに対するエクササイズと筋膜の触診
こんにちは。
妻へのクリスマスプレゼントとして加賀屋へ行ってきました。
加賀屋は石川にある温泉宿で、おもてなしで有名な場所です。
毎年加賀屋がよく見えるやっすい民宿に止まっていたので、加賀屋に泊まれて少し嬉しく思います。
とはいっても、県民割で3万キャッシュバックで6000円の商品券もらえるからいけるんですけどね笑
今回は、膝の痛みの1つである、ハンター管症候群についてお話しします!
伏在神経障害(ハンター管症候群)の病態
膝の痛みの原因は種々ありますが、関節外の原因の一つに、末梢神経障害によるものがあります。
それらを総称してprepatellar neuropathyと呼びます。
特に伏在神経本幹が広筋内転筋板(Hunter管)を貫く際に絞扼されて生じる、Hunter管症候群があり、手術の際、前内側切開で伏在神経膝蓋下枝を損傷することにより有痛性神経腫が生じたりすると、治療に難渋する症例もあり注意が必要です。
内転筋管(Hunter管)は、大腿遠位内側に存在し、大内転筋の腿性部が停止する間にある内転筋裂孔と広筋内転筋腿板とにより構成されています。
この管内を大腿動脈、大腿静脈、伏在神経が通過しており、前方は縫工筋に種われているため、縫工筋下管ともよばれます。
伏在神経障害の原因は、外傷、スポーツ、医原性、原因不明のものが挙げられます。
Romanoffらの30例の検討では、約 70%は原因が不明であったと報告されています。
スポーツでは、バスケットや剣道等のような大腿部に負担のかかるスポーツが誘因となると言われています。
ここから先は
Physio365〜365日理学療法学べるマガジン〜
365毎日お届けするマガジン!現在1000コンテンツ読み放題、毎日日替わりの現役理学療法士による最新情報をお届け!コラム・動画・ライブ配信…
整形外科疾患の知識、筋膜の基礎、自費整体のリアルなどを週1回お伝えします!