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【説】自己は寄生生物説

と 仮定してみる遊び

△=自己複製子+階層構造

❶自己とは

自己とは ある時△のいち要素として脳内に生まれた機能
動物の個体にある程度の自由を持たせて
より効率よく本体△に貢献させる仕組み
(動物にも意識はあるが明確な「自己」という感覚はない)

▶自己の主な機能
・個人的な動機
  強い欲望や競争心を生み行動させる
・個人がヒトの集団△の▲(≒リーダー)になる可能性を生む
・独自で自由な発想により新しいアイデアを生む可能性がある


❷自己は身体を乗っ取ろうとする

自己は『成虫』になると身体を乗っ取り、
思考(脳)と行動(体)を操ろうとする

・自分ではけっこう操れてると思い込んでいるが 実はたいして操れてない
・自分が、この身体△のボス▲だと思いこんでいる
・自由を制限してくる「脳全体△」や「人間社会△」に不満がある


❸自己は肉体的な行為や生殖活動を拒否する

自己は自身が概念的な存在なので抽象的なものが好き

・好きなもの➜言語 意味 哲学 数字 お金 幻想 趣味的なコミュニティ
・嫌いなもの➜肉体 結婚 労働 出産 現物 現実 実利的なコミュニティ

※セックスや結婚や子育ては△脳本体のほうがやっていて
そのとき自己はサボってるか 眠らされてるにちがいない(仮)
(後から「子供は新しい発見をくれるからね!」などの言い訳はしそう)


❹自己はミームを拡散できる環境作りをする

ジーン(遺伝子)は生物の複製単位
ミーム(意味子)は意味の複製単位

ジーン →生物は乗り物
ミーム →自己は乗り物(※自己だけではなくミームが作り出すあらゆる道具、建造物、文章、写真、HDD、デジタルデバイスなどは皆ミームの乗り物)

自己などないときからミームはあったかもしれないが
自己が生まれたとき「ミームを残せるなら身体は死んでもいい」という感覚も生まれた
例:不名誉な生より名誉の死、名を残すために死ぬ、意味に耐えられず自殺

自己は、様々な物や事からミームを摂取しては
せっせと ミームの 複製 保存 運搬 をしている
たまに自作のミームを生み出すこともある

『インターネット』はミームにとって史上最高の環境

ミームの繁栄にとってこれ以上ない状況になってる

❺自己は淘汰される

繁殖しなければ 結局淘汰されるのが自然の摂理
繁殖をやめた自己が天下(マジョリティ)を取ることはない

寄生生物(自己)にとっては宿主(脳 身体)は生かさず殺さずがベストな戦略だが
最終的に自己が勝つことはないので
宿主側も寄生を許してやってるのでは?
つまり、身体と自己は共生関係