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[△と心]シリーズ第Ø回

「△と心シリーズ」とは?
「人の心を△で説明してみようという試み」

△=自己複製子+階層構造

第Ø回 『心は典型的な△』

心の働きの具体例を、
△を使って説明しようと思ったけど、
そもそも心はその構造からして、△すぎる。
、、、ので、まずその説明から。( ˘ω˘)

❶心は小さな△の集合体

脳は進化の中で、一つ一つの基本的な機能(△)が追加され、
組み合わさることで、
徐々に複雑なシステムになっていった。(仮)

機能の例(一部)
基本的な入力処理
・外界の情報を受け取る感覚器官
(視覚、聴覚、嗅覚など、それぞれが独自の△)
・感覚入力を受けとって情報処理する脳の部位
(〇頭〇〇野など)
・これらは最も原始的な生物にも見られる△

記憶と比較
・新しい刺激を過去の経験と比較し行動を決定するための単純な回路
・これが「記憶」の原型

予測(統計 学習)
・過去のパターン(記憶)から未来を予測する能力
・これにより生存においての大アドを取れた

推論(直感 俯瞰)
・現象の背後にあるメカニズムや理由などを解明する能力
・これはおそらく人間の脳にしか備わってない△

これらの多数の機能モジュール(△)が、
各々が少しずつ洗練されていくと同時に、
△同士の関係(ネットワーク)も密になっていった。(仮)

このネットワークは、無数の神経細胞(自己複製子)が基盤になっている。
それらが階層的につながることで、
「△全体」として驚異的な処理能力を発揮する

この全体をなんとなく「」と呼んでいる。
心は細かく見ると「やってる事」が多すぎる。

❷環境への適応 《圧》

じゃあ、脳がここまで発達できた理由はなにか?
それは、環境への適応という進化の《圧》があったから。(仮)

[自己複製できるヤツ]+圧ギュー→[階層構造] =△

圧①変化の激しい環境
気候変動や生態系の変化を生き残るためには、
柔軟性素早い適応能力が必須だった。
➔より高度な学習能力 記憶 予測

圧②社会性の進化
集団生活を行うようになって、他者との関係性を理解たり、協力や競争をコントロールする能力が必要になった。
➔言語 推論 俯瞰

❸脳はルールをやぶる 《あそび》

脳はただの「効率厨」ではなく、創造的かつカオス。
その理由のひとつは、
進化の過程で「偶然」や「冗長性」が許容されたことにある。(仮)

「冗長性」とは?
一言で言うと無駄のこと。
たぶん、最初は「保険」のように失敗を想定した仕組みとして生まれた。
それが「余裕」となり、一部の機能△は「義務」から開放された。
そいつらが、新しいタイプの△になり脳に機能を足していった。(仮)

失敗やエラーが新たな可能性を生む遊びが、脳の進化を促した。
(日本語の「あそび」には余裕という意味もある。)
→あそびは「△進化論」のルールブレイカー△かもしれない。

❹自我▲ 《私》

脳がこれほど多機能になったことで、
脳内に「私」という感覚を持つ△が現れた。
さすがに脳内がカオスすぎて、まとめ役▲を必要としたのか、
大まかな行動を決定する役割▲を別で設けたのかわからないが、
ともかく、ここで心は「無意識さん」と「意識さん」に別れた。(仮)

新参の「意識さん」は世界のことが知りたい。
「無意識さん」は「意識さん」に世界のことを教えてあげてる。

細かく書くと
①「意識さん」は「リアル世界」と直接には繋がっていない。
②「意識さん」が何かに注目をする。
③すると「無意識さん」が、その注目した所へ向けた感覚器官からの入力情報と過去のデータベースを使って、素早く、意識さんがなるべく正確に「実際の世界」を把握できるような「仮想世界」をつくる。
④「意識さん」はその「仮想世界」の中で判断し、行動を決定する。

[実際の世界]→無意識さん→[意識さん用の仮想世界]→意識さん

という変テコな関係。


これを踏まえるか踏まえないかはわからんが、
「△と心シリーズ」本編、次回からは、
「心」の具体的な動きを△で説明していきます。