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色彩の個性『青』 byハウシュカシューレ July.2023

青が大好きなので、青という色に入り込んでいく心地よさと、ひと筆ごとに、すっーっと心落ち着く色彩を味わい尽くした

昼から夜へと続いたヴェールの重なり
始まりが思い出せないくらいに
青の深い洞窟に入っていくような感覚

内側に入り込むも、無限へと、際限のない空間がそこに浮かび上がってくるようで。

ウルトラマリンの柔らかさ‥
プルシアンブルーの水のような変幻自在さ‥
むらさきの、透明な硬さ‥
それぞれの僅かな重なりが生む変化に驚きました。

昼からの続きで、夜のひかりの中での、青の深まりが面白くて、ずんずんと重ね、また翌朝にやろうと楽しみに待ったのですが、観てすぐに、もう重なる余地がないなぁと、満ちた感じで終えました。

身の回りに青があるかな?と、ふと目をやると、瑪瑙やアメジストの自然界の織りなす層そのものと、ピンと心が合いました。
田植えの時の、泥に足が沈んでいくあの感覚にも、層を感じたり。

気の遠くなるような
時間のスケールからできた、地球のヴェール
うっとりと魅入る鉱物の青

昨日の出来事にも関わらず、あれ?あれって、夢だった?みたいに、すっと、心にしまわれる感覚もまた面白くて。

青を紙に解き放つ
さて、青はどう在りたいのか?
問いながらの遊び


まだ半分くらいの層
昼と夜とで手の進む具合がまた変わる

今、どっぷりと青に浸かることができて、すごく良かった。心のアイシングみたいな。これから夏に飛び込めそうだ。


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