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層技法模写byハウシュカシューレMar.2024


極淡い色を重ねていく
重なる層にうっとりする
陽だまりで木陰の揺れる中のひととき


エリザベート氏の絵本の模写

終えた後に、もういちど物語を聴きました。

『‥すべての色は手を取り合う‥』

あぁ、これこそが色の本質なのかもしれないと感じました。

どうやったら、こうなるのか、当てずっぽうに重ねたりしてみると、意外にも原画に近い色が生まれていたり、んー、これはこの色じゃないんだ‥ということが、重ねて重ねて気づく‥のくり返しでした。

手がかりのないところで、ついアウトラインから入ってしまいましたが、その絵があまりに窮屈な感じがした始まり‥

気を取り直して、どういう気持ちやタッチで描いたのかな?

そして、色やカタチは何を話そうとしているのかな?

そんなことを巡らせながら、めげずに進めていくと、、、

赤の差し出す炎が大気を温め、植物たちを芽吹かせ、花という花火となり。

大地へも脈打つように熱が流れ‥

空には星々や月も太陽も見守っている。。。。
なんと巡る世界なんだろう!と感動しながら、巡る通りに、迷うことなく色をのせていく自分がいました。

地水火風空を巡る、エーテルの物語‥

見て聴くより、物語に深く深く入り込めました。

なにより、模倣、模写の最中、ひとときではあるけど、確かに感じる一体感を楽しむことができました。

ウルトラマンとプルシアン、バーミリオンとカーマイン、、、つめたさと、あたかさ、その差異が見極められず、難しかったです。

ありがとうございました。

日々重ねて、濃さというか、重さを感じつつ、
エーテルのような流れる透明感も大事にしつつ。

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