『雲』層技法byハウシュカシューレJul.2024
『雲』
梅雨の終わりの時期あたりから、久々に層技法に取り組みました。
とりとめもなく、覆う雨雲を描いていた。そんな感覚です。
でも、その厚くうごめく雲たちが、光の川に帰っていく。
あぁ、雲は色彩なんだ。
光というものに流されて、雲という色彩と形が消えていく。
終わりには、そんな物語を描いていた感覚にいました。
そうこうしているうちに、梅雨も終わり、眩い太陽が顔を出す日々に。
あの雲たちとは違った表情の雲が、プカプカ、モコモコたゆたう姿をみながら、そういう雲たちも描いてみたいなと、思いました。