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芸術療法byハウシュカシューレOct.2023
『自閉症・癲癇のための療法』
魂の保護を必要とする子どもたちへ
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フォルメンもそうですが、ぬらし絵も、胸の中の同じ場所が(みぞおちの上辺り)『よいこらしょ、よいこらしょ‥』って、無言で呟くような、こころがかなり頑張っている感覚を覚えました。
出来事や人に対して、判断することなく見よう‥と思っても、次の瞬間には先入観や判断をくだしていることに気づいてしまうくらいに、頭ってフル稼働しているんだなって。
フォルメンの線ひとつとっても、線の動きに乗ろうと全集中でついていく心と手。
もう、頭なんて消えてることに気づきます(笑)
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やってみる、それに尽きる。
心の助けになる。
対称に描きつつ、赴くままのバランスを楽しむ心と手。
時折頭が出てきては『へんてこな、面白い絵だね』って(笑)
自分にはもちろんだけど、相手に対して、自分がまっさらな紙になるくらいに、美しく、心地よく吸収して拡がってくれる、あの紙のように在りたいなと、強く思いました。
シンプルな面白さというのもあり、こんな摩訶不思議なものを生み出した後味も、なかなかいいなと思いました。
フォルメンの後だったので、つい線的な筆の動きが多くなったけど、単体でやったら、また違った印象になるなとも。
周囲に自閉の方がいないので、実践的というより、つい、感覚的な面白さが先走ってしまいましたが、魂の保護を必要とする人の心の深層に、必ずや作用するであろう、予感を感じました。
ありがとうございました。