Steiner模写『新しい生命』byハウシュカシューレ May.2024
たくさんの色があったので、この絵を選びましたが、はじめは絵に対して少し不気味さを感じつつの付き合いでした。
淡く色を乗せていくと、気持ちも一転し、あぁ、これは何を描こうとしていたのか、、、そんな予感に胸がときめきました 。
ぼちぼちと重ねていくと、難解に思えた絵も、あら!至るところに色相環が巡っている。そのことに驚きました。一体何が巡っているんだろう?
夢中になり始めました。
模写に傾きかけたので、気分転換に、そこに流れるものはなんだろう?と、薄目で見えるものを蜜蝋クレヨンでの息抜きをしたり。
まるで、シュタイナーの文章を読むように、疑問と、さっぱり分からなさと、手がかりがないのだけれど、頭で理解しようとするのではなく、色彩から受け取るこの感覚で理解してみようと思い始めました。
縦に、横に、逆さまに、、、様々な向きで描いても、変わらぬものがその中にありました。何かは分からないけど(笑)
この先の一歩、何をもって色を深めようかなと思いつつ、数日手つかずにいるところです。
やっぱり黒なのか?それとも、全色混ぜたあの色なのか?それとも、単にもっと重ねていこうか?
当初感じた不気味さは微塵もなく。新しい命というタイトルどおりの巡りを、重ねつつ、眺めつつ。
頭はシュタイナーの文章から何かヒントをもらおうかと、考えてるのですが(笑)それはちょっとお預けにして、色彩から感じるものを受け取ってみよう!と、向き合っています。
それにしても、宇宙のことわり『理』をこうして絵に表現するって、すごいことだと、深く感じます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?