見出し画像

虹色から Aug.2023

夏は座っていることが難しく、どっぷりと田畑や植物たちとの時間に費やし、久々に色彩と戯れました。

工程も、色彩も、全てがシンプルなのに、結果、記憶や表現の全てが現れている‥驚きました。

関東平野生まれのわたしが、東京へ住み、20代には盆地に囲まれた岐阜へ住み、山々に囲われ心まで圧迫されるような気がしていたけれど、盆地を抜ける川に、随分と助けられていたんだなぁと。(よくぼーっとしたり、昼ごはんを食べたり‥)
30代でタイに住むと、毎日が天体ショーの様な夕焼けで、飽くことなく釘付けになった日々。
わたしが見てきた全ての夕日がここに詰まっている!

歩けるような夕焼け空の雲‥
全てを慈しむ‥
全てをありがたく感じる瞬間‥
それがわたしにとっての夕焼けなんだなって。

いつも、あっ!と思った夕方(これは見事な夕焼けがみれるんじゃないか!という期待で)外に飛び出すことも多いのですが(笑)
その気持ちも、同んなじでした(笑)

ウルトラマンで夜の帳を降ろす。
なんかすごいことを経験してしまったような気がしています。


気がつけば毎年6月頃
こんな飲み込まれるような夕焼けに向かって
ダッシュしている


どんだけでも、出てくるいつしかの夕焼けの写真たち(笑)
絵の中に現れた写真にはない、記憶のなかの夕焼け。
虹を通して、色彩を通して、誰もが繋がれる体験。みなと分かち合う日が楽しみだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?