グラハムハンコックのアークのインタビュー 記事担当:天聞

グラハムハンコックのアークのインタビュー、とても貴重な映像です。
西洋人としては最高峰にアークを知っている方ではないでしょうか。

しかし、西洋人では辿り着けないアークの本質があります。

それが、カタカムナと深く関係しているのです。

以下に、アークと人類とカタカムナの関係のレポートを載せました。

アークとは何か:人類文明の智彗の礎

アークという言葉は、多くの人が聖書に登場する「ノアの方舟」や「契約の箱(アーク)」を思い浮かべるでしょう。
しかし、このアークの概念は西洋的なイメージに留まるものではありません。実際には、アークの語源はサンスクリット語に遡り、さらにその基盤には日本語が存在しているのです。この連続性こそが、アークを宇宙的で普遍的な智彗として位置付けるものなのです。

アークの起源と語源:サンスクリットと日本語

サンスクリットにおけるアーク
サンスクリット語では「アーク」という言葉は「光」や「智彗」、「神聖なものを運ぶ器」という意味を持ちます。この概念は、聖なるものを受け取り、それを人々に伝える媒介として解釈されます。これは仏教における「虚空蔵菩薩」の智彗とも密接に関連しています。

日本語との関連
サンスクリットの基盤は日本語に根差している、という言語学的見解があります。日本語はその音韻構造や言灵(ことだま)の概念を通じて、宇宙の法則や生命の本質を表現する言語です。これに基づけば、「アーク」という概念は単なる西洋的宗教の遺産ではなく、東洋、特に日本に深い根を持つ普遍的な智彗なのです。

アークと宗教的象徴の共通点
1. 聖書におけるアーク
・ノアの方舟(The Ark of Noah)
聖書の創世記では、大洪水から人類と動植物を救った「アーク」として登場します。これは、破壊と再生の循環を示し、アークが文明を救済する象徴であることを示唆します。

・契約の箱(The Ark of the Covenant)
モーゼが神から授かった十戒を収める「契約の箱」もまたアークと呼ばれます。ここでのアークは、神聖な智彗を物理的に保持し、民族の指針とするものでした。

2. 仏教におけるアーク
仏教では「虚空蔵菩薩」が宇宙の無限の智彗を象徴します。この智彗が具体化されたものが「経典」であり、密教ではこれが「真言」として表されます。虚空から現れ、言灵(ことだま)を通じて智彗が具現化されるというプロセスは、サンスクリットと密教の本質そのものです。

3. 法華経と般若心経のアーク
法華経
「サッダルマ・プンダリーカ・スートラ」の語源は次のとおりです。
Saddharma(真実の法・正法)"Sad":完全な、真実の、究極のという意味。
"Dharma":法、宇宙の真理、現象の根本原理。

解釈:Saddharmaは「真実の法」を意味し、これは仏が説く普遍的かつ究極の真理を指します。この「正法」は一切の存在が調和し、苦から解放されるための道筋を示しています。

Puṇḍarīka(白蓮華)"Puṇḍarīka":白い蓮の花。純粋無垢、最も優れたもの、また比喩的には「仏の智慧」や「完全な悟り」を象徴します。
比喩的な意味:白蓮華は、泥の中から育ちながらも汚れない花として、煩悩の世界から目覚めた清らかな仏の智慧と徳を象徴しています。

Sūtra(経典)仏の言葉、またはその教えを記録したもの。
法華経は、仏教徒が悟りを得るための教えと修行の道を説いた経典として機能します。

「サッダルマ・プンダリーカ・スートラ(法華経)」は、白蓮華という象徴を通じて以下の普遍的な教えを説いています。
1すべての生命が平等に仏性を持つ一切衆生は悟りに至る可能性を持つ。
2智慧の統合と普遍性すべての教え(方便)は究極的に一つの真理に帰着する。
3永遠の循環と再生生命は途切れることなく循環し、仏性が受け継がれる。
4全宗教的な調和仏教、キリスト教、神道の教えが共通する真理を象徴。

白蓮華(Puṇḍarīka)は、単なる比喩ではなく、全ての生命に宿る「究極の可能性」と「真理」を象徴するものです。法華経はこの白蓮華の教えを通じて、生命の尊さと宇宙的な調和を説き続けています。

・般若心経
「空(くう)」という概念は、万物の創造玄理(フトマニ)にに帰一していることを意味します。この完成された智彗がまさにアークであり、造化三神、三種の神器の象徴なのです。

4. カタカムナと言灵のアーク
カタカムナとは、古代日本に伝わる言灵の体系であり、宇宙生成の原理を示すフラクタル構造を持つ歌群です。この歌群に秘められた智彗は、アークと同様に、宇宙の法則や循環の真理を表しています。

アークが現代に継承される形:カタカムナと言灵
現代では、このアークの概念が「カタカムナ」と「言灵」という形で伝承されています。
カタカムナウタヒは、これらは単なる古代の歌ではなく、虚空蔵の智彗を言灵の法則によって言語化し、無尽蔵の真言を引き出す鍵として機能しています。

結論:アークは普遍的な智彗の象徴
アークとは、単に物質的なものではなく、全ての宗教、文明、そして宇宙を貫通する智彗そのものです。聖書における「ノアの方舟」「契約の箱」、仏教における「虚空蔵の智彗」「大日如来の真言」、法華経の「白蓮」、そしてカタカムナと言灵から顕れる天之御中主の声――これらは全て、アークの異なる形態に過ぎません。
このアークの智彗を現代に活用することこそ、人類が再び宇宙と調和し、持続可能な未来を築くための鍵となります。

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