「愛と性と幻」をカタカムナと日常から セカンドヴァージン
これからの新しい時代。
新しい視点には「カタカムナ」が役に立つでしょう。
そんなメッセージを密かに想いを寄せる男性から受け取った。
あちこちで「カタカムナとは」と発信されている。いつの日にか、皆さんが学ばれたカタカムナが私に役立つのだろうと待っていた。
カタカムナの文献の知識が、人生後半、離婚後の新たな恋を後押ししてくれるのでは!と少女のように淡い期待をしていた。
が、ある日、その「待つカタカムナ」と数年にも及ぶ密かな片思いは、一瞬に「幻」となって消えた。
同時に、カタカムナと共に「性と愛」を味わう日常が突如湧いてきた。
ずっと避けてきた男性との2人きり
「これがアマウツシ」と私に入ってくる男性が現れた。
オフィスの一室。
お仕事の打ち合わせ。
とはいえ、男性と2人きりの部屋。
振り返るけれど、4年前に別れた元夫以外、男性と2人きりなんて。。
25年の結婚生活。3年前にお仕事でコメダ珈琲にて打ち合わせをした方が思い浮かぶくらい。とはいえ隣の女子高生たちとの区別がないほどの空間。
ずっと男性との2人のお仕事、打ち合わせは避けてきた。元夫とも、もう10年くらいのセックスレス。結婚生活終盤、2人で乗る車の空間にさえ苛立ちを感じていた。離婚届を役所へ届けた別れのとき、助手席に乗ることを頑張った。
離婚後の淡い恋も、眺める恋。
そんなガードの中、なぜか「アマウツシ」という男性はスッと入り込んできのだ。私のエネルギーにとても興味を示してくれたようだ。
オフィスでのハグ
私のエネルギー。
私は自分に全く自信がないし、いわゆるスピリチュアルなお仕事に携わってもみたけれど全く自信がない。にも関わらず、これまでの人生、私のエネルギーに興味を示してくれる出会いは幾度かあった。
このアマウツシ男性の言葉も、特別「変」には思わなかった。
しかし、こんなにも何十年も異性との2人きりを避けてきたというのに。。
数十年のたった1回にも関わらず、まさかの嫌な予感が当たった。
オフィスでハグをした。
そういえば、数ヶ月前、とある集まりでのお別れ際、全員にハグしてお別れの挨拶をする男性に、私はさっと身を返し、ハイタッチに変えたことを思い出す。
今、目の前に起きてるハグ。頭の中では???でいっぱい。
とはいえ、このハグに感情はない。
男性はエネルギー交流という。
昔、理科の時間に乾電池で豆電球をつけるような淡々としたもののようにも感じた。
が、
ハグの途中、男性は震えだし、下半身は勃起したのがわかった。若かりし頃の嫌な思い出ではないけれど、押し付けられたら嫌だなって思った。でも体からは離してくれたように思う。優しさ、安心を感じた。
最近の淡い眺めた恋の相手からずっと学んでいた「意識の向こう側」。そこへの入り口に立てたように思えた。
瞼の裏ではグニャグニャに模様が回って見えた。エネルギーを描くとしたら、そうそうこんな感じ!という模様。そして、下半身、骨盤から体感が溶けていくように消えていった。体とエネルギーの「境界線」が消えていくってこういうことなんだ。って思えた。
一瞬自分の声が聞こえた。
マッサージを受け意識が飛んで、自分のいびきに気づくような感じ。
「こんなところで感じては恥ずかしい」と感じてもいないけれど、なぜかそう感じ、一瞬にして声を消した。
とはいえ、私自身マッサージをする側でもあった経験は、この一瞬のいイビキは一瞬などではなく、ずっと続いていることを知っている。が、何事もなかったように目を覚ますお客様もたくさん見てきた。
まさかね。。。
それから、現実、意識の向こう側にいったようだった。
気づいた時には、気持ちが悪いのなんの。
自ら立ってはいなかった。
男性が必死に支えてくれていた。
でもすぐには、体をどうすることもできなかった。
椅子に座ったけれどそれも気持ち悪かった。
とにかく横になりたかった。
小学生の頃の貧血を思い出す。
男性が言うには、かなりの低いうめき声を出していたと不思議そうに覗き込む。
その言葉に「セックス時、ちゃんとイク時野生のようなの声が出せますか?」と、以前見たYouTube動画が一瞬頭をかすめた。
でもその時の気持ち悪さから、これをイッタとは到底思えない。
ましてや、服は着てるし、挿入なんてしていない。
誰になんと言われても「ハグ」でしかない。
セカンドヴァージン
気持ち悪さの中、フラフラになり、1人で家に帰る。
駅に着いて電車に乗ったけれど、とにかく記憶がおかしい。
帰り、ちゃんとオフィスの鍵を締めたか不安になって途中戻ってみたりもしたくらい。
この日の出来事、あのときの声、勇気を出して「喘ぎ声だったのでは」とアマウツシの男性に尋ねた。
否定はなかった。
セカンドヴァージン
と言う言葉を検索してみれば1、2年セックスしてない人とある。
一桁違うくらいしてない。セックスレスの元夫と「もうしない」と誓ったからか。
イク
という、意識を無くし、いわゆる夢のような世界。
しかも服を着たまま、心には淡い眺める恋心を別の男性に向けながら、なんとも奇妙な経験だ。
目の前の男性は一体何者なんだろう。
そして私は何を体験しちゃったんだろう。
不思議ではあるけれど、これまで避け続けてきた男性2人きりの空間に、後悔は全くなかった。
逆に、もう私の肉体に挿入での楽しみ、いわゆる肉体関係なんてものはもう無いのかな。。と人生ちょっぴり寂しさを覚えた。
カタカムナから学ぶ愛と性
楢崎皐月の解読した「カタカムナ文献」の図象文字を、現代語にうつし、カタカムナ文明の根拠となっている「カタカムナ」
相似象会誌にて、カタカムナの上古代人の思想を現代人に伝えられている。
本を読めばわかるかといえば、私にはよくわからない。
男性の言う「アマウツシ」と言う意味もほとんどわかってない。
とはいえ、「カタカムナ」は、上古代にあったもので、現代では消えてしまったものではない。どうやら、カタカムナの思想を感じ取る力を失っているというのだ。
アマウツシで不思議なイッタ経験。
体験してしまった事実。
ひとりでの今までの不思議なたくさんの経験は、これまで笑い話にしてきたけれど、今回ばかりは、この果てしなく広い世界に証人をつくってしまった。
カタカムナと共に現れた経験。
サラリと相似象学会の本を捲れば、この体験こそカタカムナの真髄なのかなとも思う。
カタカムナ、上古代人の思想は本の中に生きてはいない。
日常にあることを楢崎さんは伝えていると私は思う。
丁度今日から五月、皐月。
楢崎皐月さんから伝えられたカタカムナ文献を体感から伝えていきたいと思う。