実は語学学校にいたもう一人の日本人
こんばんは。梅雨のシーズンになり、私の家では湿気がすごいのかすぐ洋服や鞄などにカビが生えるのでとりあえず寝室は除湿器をずっとつけています。イギリスではそういうことが滅多になく、ホームステイのシリアルはきちんと封をしていなくても湿気で食べれない、ということはありませんでした。そういう点ヨーロッパの気候はいいですね。
さて、
過去の記事に散々私が最初に通っていた語学学校には日本人は私一人だけだったと記載しておきながらこのタイトル。。。
これには理由がある。
語学学校というものは大体午前、午後と分かれており、午前と午後は約2時間半で同じ授業内容である。
私が通っていたのは午前。授業が終わるとインターネットが出来る部屋で少しネットをして帰るという毎日だったのだが、ある日日本語で男の子が「これ、あなたのシャーペンですか?」と私に話しかけてきた。
私は語学学校で日本語を聞いたのが初めてだったので驚いて、
「え?日本人ですか?なんでこのシャーペン私のって分かったんですか?」
と聞くと
「ミー(ムーミンの)持っている人は日本人かなと思ったし、(私が)日本人かなと思った」と。実際、フィンランド生まれのムーミンだが日本より他の国々の人は知らないことが多い。
「この学校にも日本人いたんですね」というと
「多分午後には僕一人かもしれない」と。
彼は15歳でイギリスにサッカー留学をしに来ているらしく、午前はサッカーをして午後は語学学校に通っているらしい。15歳なのに大人のようにとても落ち着いている子だった。15歳で日本を離れてサッカー留学ってとても凄いことだなと思って色々話を聞きたかったのだが、彼もこういう学校に通っているので日本人と固まるのをそんなに好まない性格だろうと思い、色々聞くことを止めたのだが、その後彼と学校内で会うことはほとんどなかった。
名前も聞いていないしその後どうなったか分からないが、サッカーで成功していることを願う。
ーーー次回の記事 ホームステイ先ーーー