古典尺八楽愛好会☆東センターまつりと都知事選🎋
先日おかげさまで、小金井市の東センターまつりに古典尺八楽愛好会は初参加にて無事、演奏することができました。
まずは、呼び竹を吹きながらコムジョ登場。(見出し画像)
普段は編み笠ですが、皆さまに虚無僧ご紹介ということで、天蓋で登場してみました。
ワタクシ、天蓋かぶると三等身くらいになっちゃうので…と、思ってましたが、比較対象が無いのでわりと大丈夫でした。
そして、皆さんは受け竹を吹きながら入場。
その後、全員で調子を吹いて、尺八、虚無僧の歴史などをお話しました。
この日は7月7日七夕🎋
たなばたさまの演奏からはじまり、夏と言えば海!ということで、海関連の曲、海は広いなの「うみ」、松原遠くの「海」、「浜千鳥」の二重奏をご披露して、民謡こきりこ節、こちらも二重奏を演奏。
二重奏、がんばって練習しましたよ笑
参加者は私以外に4名。
じつは、一人お休みでして、その方を合わせると只今会員5名。
今活躍中の男性尺八奏者グループ"The Shakuhachi5"に対抗して、コムジョ&尺八五人男を結成しましょうか!?なんて話も!(冗談です)
そして、最後に、
「紫鈴法」を一休禅師のことを紹介してからの演奏。
じつは5分余ってしまったので、急遽、ワタクシ「大和調子」も独奏。
「大和調子」は3〜4分と超短い曲なので、困った時の「大和調子」と言われるくらい(言われてない)便利な本曲。
さすが、谷狂竹です。
無事に終わり、皆さん安堵して解散。
その日に出演されていた団体さまの、読み聞かせ、フラダンス、ガムラン演奏の発表も見学させてもらいました。
いろいろ、勉強になりました。
古典尺八楽愛好会として東センター祭りに参加するという初めての経験でしたが、達成感はありました。
来てくださった皆さまに大いに感謝です🙏
ありがとうございました!
さて、
この日は、東京都都知事選でもありました。
候補者のことや選挙看板に関して、かなり話題になっていましたね。
特に候補者が多いので、選挙看板が大きくて設置するの大変だなぁと町で選挙看板見るたびに思ってました。
というのも、
昔、私は選挙看板の取り付け作業のバイトをしていたことがあるのです。
バブル崩壊後、90年代後半にじわじわと不況が舞台関連会社に影響してきました。
その頃、私は大道具兼美術プランナーとしての仕事をフリーで受けるようになり、かけもちで小さな大道具会社でもバイトをしていた。
大きな舞台会社は、舞台のある公共施設に管理として入るため収入が確保できるが、小さな大道具会社は、今まで贅沢に舞台を使用してきた団体が予算削減で公演の規模が小さくなったり、開催を減らしたり、助っ人依頼が減ったりで、大きな打撃を食らうことになる。その頃は仕事が無いよりマシということで無報酬と分かっていても仕事を受けたりしていた。あとは例えば、2人でするような仕事なのに1人分しか報酬が出ないとか。美術プラン料など平気で加算されなかった。仕事があるだけ有難いと思え、くらいの勢いだった。
そこで、社長はどこからか選挙看板の取り付けの仕事をもらってきたのだ。
大道具会社は大きな倉庫を借りているので、その選挙看板の保管費も収入になる。
食いつなぐ為の苦肉の策であったと思う。
2月の雪の降る頃に選挙があったことをよく覚えている。
まずは選挙看板についたままのポスターを剥がすことから始めるのだ。
今はどうやって貼っているか知りませんが、昔は貼ったら剥がせないようなシールやテープで貼られていたため、一枚一枚剥がすのが大変だった。
もうやってられないということで、次からは選挙看板そのものに一枚の大きなマスキングシートを貼ることにした。
それは水を使って貼るのだ。
真冬の2月。
20代の女子であった私の指は全ての指がしもやけでパンパンに腫れてしまった。
その指で、夜は焼き鳥屋へバイト。
「はい、生中!」と差し出す指が真っ赤に腫れ上がっていて、お客さんに見られるのが恥ずかしかったのを覚えている。
外への取り付けは、主に男性が3人くらいで出掛けた。日にちが決まっているので、雪が降ろうが槍が降ろうが行かねばならない。
今となっては思い出話だが、今現在も取り付けている人がいるんだなぁと、真冬の倉庫をつい思い出してしまうのでした。
真夏も悲惨だなぁ。
選挙看板、もうちょっと減らしてもいいんじゃないかと、私は思うのです。多すぎる。
しかも候補者全員貼ってあるわけじゃないし。候補者でも無いのがあるし。
意味あるのかなと思う。
前置きが長かったですが、
「選挙看板多過ぎ」
これが言いたかった。
無駄な労働、減らしてあげて。
ところで、
選挙は勿論行きましたよ。
期日前投票で済ませました。
誰に投票したかって?
そりゃもちろん、俳優、演出家、劇作家、等々の著名人、芸術家に支持されていたあの方に投票しましたよ。明確にコレとコレとコレを公約に掲げている人、という理由で。
現職は言わずもがなですし、他の候補者は、ただの自己顕示欲のカタマリみたいな人たちばかり。
ま、若い人はしょうがない。
自分の若い頃の事を考えると私は何も言えない…。
いっそのこと、若い人に支持されたという謎の人が知事になってめちゃくちゃになってしまった方が良いのかも知れない。結局ずっと変わらない。もう、政治基盤そのものを破壊してしまうしか方法は無いのでは。
絶望的破壊論。
あ、
また暴走しかけましたが…、
七夕の日のお話でした♪
今年は珍しく七夕に晴れたので、織り姫と彦星は会えたのかな。
来年も、古典尺八楽愛好会で、出演できるといいな🙏あと、虚無僧五人女なんてグループがいつか結成できますように♡という願いごとが叶いますように笑
古典尺八楽愛好会、参加者随時募集中です♡