虚無僧ステージに立つ!☆ピース・フェスティバル in 日高
第8回ピース・フェスティバルIN日高 2022
つなげよう いのちと平和のバトン
先日、某虚無僧尺八奏者の方からお誘いいただき、埼玉県日高市のピース・フェスティバルのステージ演奏にご一緒させて頂く事になりました。
このように、地元で平和を表現する、考える、訴える、そんなフェスティバルを開催しているなんて、日高市ってなんて素敵なところなんだろうと思いました。大師匠、竹内史光なら真っ先に出演していそうです。
文化のつどい
11月3日(木)会場「高麗の郷」にて。
内容は、
弾き語り、舞踊(花笠音頭・奥武蔵別天地音頭・越中おわら節)、朗読(おこり地蔵・山口勇子作)、紙芝居(はだしのゲン) 朗読(ちいちゃんのかげおくり・あまんきみこ作)、虚無僧尺八、三味線演奏 黒田節~リンゴ節・唄「吾野機織り唄」「米節」「道南口説節」・三味線合奏「津軽じょんから節」
と、超盛りだくさん。
実はこの方、音響さん。
舞台で紙芝居⁉ですが、なかなかの迫力でした。
そして虚無僧尺八は、
当日の動画がなんとYouTubeで見れます!
https://www.youtube.com/watch?v=OYd5Kp7f_wo&t=3s
虚無僧尺八
「呼び竹・受け竹」
根笹派錦風流「調・下り葉」
晋大寺伝「調子」
動画の最初の方に、動画を撮ってくれている方の声が入っていますが、それもまたご愛嬌。
女虚無僧が呼び竹を吹き、袖から受け竹を吹きながら虚無僧が現れる!
「呼び竹・受け竹」は、尺八研究家の神田可遊氏曰く、実際仲間を呼ぶためではなく、仲間かどうかを確認するために吹いたということです。
そんな私は最初、音がかすれております。笑
二尺管音出し訓練してたのになぁ。
そんな顛末を書いたのは先日のこちら↓
虚無僧としてステージで客席向かって演奏するなんて初めてです。
ご拝聴してくださった日高市の皆さま、ありがとうございました🙏
このように平和をテーマに地元の人たちが集うっていいですね。
そして、私は尺八の連管(連奏)もとても好きです。
どちらかというと、独奏で吹くことが多く「本曲は本人曲だ」なんて谷狂竹も言っていたように、合わせるのは難しいのが本曲。でも、個人で表現できない音の重層感が、吹いていても気持ちがいいです。
久松風陽もこう言っています。
「連管は尺八の本音にあらずといえ共、音を合せ人に合せて修行とす。故にたかひにたすけたすくるを要とすべし」
互いに助け合うのが最も大事。
演奏の指南書にこんな事書いてある楽器あるでしょうか。
群れるのもいいものです。
人に合わせるのも修行と思えば、マイナスにはなりませんしね。
あとですね、
男性、もっと普段に着物着たらいいのにとも思います。
女性の着物はよく見かけますが、男性はなかなか見ないですね。着流しと下駄でお出かけなんていいですよ。
日本人、絶対全員着物似合います。
ま、着物の前に、
まずは尺八から始めてみるのは、いかがかしら?😁