年明けコム活☆西に東に高架下。
1月に入りますます厳しい冬の寒さとなりました。
辻立ち真冬用必須アイテムといえば、
手甲の代わりにウールの指ぬき手袋、
脚絆の代わりにレッグウォーマー、
黒衣の中は薄手のダウンジャケット、
地下足袋の中に靴の中カイロ、
体には張るカイロ、
などなどでしょうか。
さて、
新年明けまして1月前半に、中央総武線を西から東へ転々としてみた。
今年初のコム活は、
中央線立川駅
天気予報によると北風が強そう…。
なので、通路下の北風が避けられる場所、立川駅へと向かう。
コム活の場所は、その日の天候で決まります。
結局どこにいても屋外である限り、風というものは吹いて来るのですが。
尺八を吹いていると、体が温まってくるものですが、北風の強い日は、どれだけ吹いても体は温まらない。手先足先がかじかみ麻痺し、寒いと露きりも毎回しなければならなくなる。またそれも濡れて冷たい…。
しかしながら、年明けに北風の洗礼を受け気合入りました💪(前向き前向き!)
立川の通りすがりの皆さまもありがとうございました🙏
若い男子が反応してくれたのも、ありがたや。
そしてお次ぎは、
総武線飯田橋駅
この日は天気も良く無風の為、どこでもオッケーな日。
神楽坂には以前から来たいと思っていたので飯田橋駅西口に向かう。
…と、駅前でミャンマーの皆さんがズラリと募金活動されている。
おお、軍の非道な圧政が2年も続いているんですね。何とかならないのでしょうか。
一緒に募金活動したいのは山々ですが、またいつか。
こんなろくでなしな自分で申し訳ない…と思いつつ移動して東口へ。
東口は列車の高架下&道路脇なので、すごい騒音で音負けして虚無僧向きでは無いですが、この雰囲気はたまらなく好き。
虚無僧の辻立ちにピッタリ。
上を中央線と総武線の電車がしょっちゅう行ったり来たり、ガタンゴトンガタンゴトンといってます。
ガタンゴトンとはオノマトペで上手く言ったものだと感心しつつ、真上を通る列車の音は結構大きい。
試しに、この騒音で尺八の音は聞こえるのか録音してみた。
尺八の音、わりと聞こえる。
車の騒音の中、電車の音も、近くと遠く、早いと遅いで全然違って面白い。
端に私の編笠がゆらゆらしております。
一休禅師作曲と言われる「紫鈴法」、優しい感じの曲でいいですね。辻立ちで毎回吹いてます。
戦乱の世で平和を願った一休禅師を想いながら🙏
こんな騒音の中、反応してくださる方もいたりして。
仏心、ありがたや🙏
お次は
中央線高円寺駅
休日は快速が止まらないのでご注意を。総武線に乗ります。
最近辻立ちしている場所は、この日は政治関係の方がノボリを立ててマイクで辻立ち中。
と言うことで別場所へ。
駅周辺どこでも辻立ちができる街、高円寺。
と、どこで吹こうかと、高架下を歩いていたら、
『渡り鳥文庫』という、本置き場があるのを発見。今まで気が付かなかった。
古本屋の出張場所?
にしても、ここは無いよな、という場所。
どうやら無人リサイクルスポットということらしい。
こちらに詳しく書いてありました。https://uzurea.net/wataridori-bunko01/
いいな、今度読み終わった本、ここに持ってこよう。
さて、辻立ちというのにふさわしいような辻で立つ。
いつの間にか、高架下の建物が無くなっている。高円寺も変わっていきますね。
目の前は、大勢の人々が通り過ぎていきますが、立ち止まる人はほんの僅か。一人にでも気がついてもらえると、もう今日はこれでいいや、という安堵感に包まれます。
ここでも、若者に反応してもらえました。ありがたや🙏
私は、虚無僧がここにいたらいいよな、
という場所を探して吹いてます。
虚無僧の理想像のようなものに近づくことができたらなと、日々精進。
今年もコム活、地味にスタートです。
通りすがりの皆さま、宜しくお願い致します♪
古典本曲普及の為に、日々尺八史探究と地道な虚無僧活動をしております。サポートしていただけたら嬉しいです🙇