尺八界&邦楽界、あんな人こんな人 其の三の続編☆コムジョ三曲合奏の演奏会に初めて参加🎵
生田流筝曲・三絃教室
富士喜会『温習会』にて。
温習会とは、
江戸時代からの行事名なんですね。
夏季の「浴衣ざらい」と言うだけあって、皆さんの着物が涼しげです🎐
いいですね〜。
センターにいらっしゃるのが富士喜先生。相変わらず、凛としてお美しい…。
今回も朝から夕方まで、半分以上の曲を演奏されておりました。
千なり♡
これは、両口屋是清のどらやきじゃないですか。
東海地方では定番です♪
めっちゃ懐かしいです。笑
実は今回は、半年前にnoteに書いた、
尺八界&邦楽界、あんな人こんな人 其の三
が、ご縁で、井上富士喜先生から、お弟子さんを通じて見学のお誘いがありまして、
そして当日の一週間ほど前、
「通りゃんせ」を吹きませんかとのお誘い。
三曲合奏と一緒に演奏は初めて!なんとかご迷惑にならないようにがんばります!
とお返事し、当日は熟練尺八奏者の方とご一緒いただいて無事演奏できました。
貴重な経験でした。感謝です🙏
それにしても、絃の音は空気が浄化されます。演奏前の音合わせなどを聞かせて頂くと弦楽器は繊細な楽器だと改めて実感。その繊細さが音で伝わります。
せっかくの演奏披露、もっと大勢の人に聞いてもらえるといいのになぁとつくづく思いました。
生の和楽器の演奏って、そうそう聞けるもんじゃないし、近くで聞くとやはり全然違います。
三弦も胴に響く太鼓のような音もしっかり聞こえます。
ホント浄化されますね。
まずは演奏している人自身への影響が大きいかも。
心も体も健康になりそうです。
逆に三曲合奏の尺八は全然癒されません。笑
私だけか?
このびっしりと書かれた楽譜を見ると、吹いていないのに疲れる...。
とにかく三曲合奏の奏者は、どれだけ鍛錬したんだろうと、ただただ感服です。
こちらは以前一度、小金井の古典尺八楽愛好会に来てくださった尺八演奏家の藤田晄聖さんのInstagram↓
彼女はInstagramで古曲の説明をとても詳しく書かれています。いつも、スゴイな〜と思って見てます。
改めて思うのが、この三曲合奏、尺八参加は後々になりますが、江戸時代初期からずっと、今も変わらず演奏されているってのもスゴイ。
その他、気がついたどうでもいい事。
尺八奏者たちは、人の演奏の時、持ってきた自分の楽譜を見たり、録音したり、聞きながら拍子をとったりしてほとんどの人が個人勉強し、人の尺八の演奏については「ツが強い」だの「楽譜に無い手が入っている」だの色々意見が飛び交い、とにかく人の演奏をものすごくよく聞いている。
それに反して、お箏三絃の皆さんは楽譜を広げたりしないんですね。静かに聞いていらっしゃる。
風習ってやつですかね。
せっかく滅多にお会いできない、他流派の尺八奏者の方々とご一緒させていただいたので、色々聞いたりしてみました。
まずは、三曲合奏の琴古流系の楽譜、
青譜(竹友社)と、白譜(荒木古童)と二種類あるんですね。
最近は白譜より青譜が主流だとか。
都山流も同じ曲を合奏する場合もありますが、尺八演奏は随分違うそうです。同じ曲の聴き比べ演奏会があるといいですよね。
そしてこちらは、三絃の勉強もされている尺八奏者の方がいて、写真に撮らせていただきました。
謎の記号ですね。
尺八本曲の譜も呪文みたいとか言われるのでお互いさまでしょうか。
さてさて、
見たこと聞いたことを、ただつらつらと書き綴りました。
富士喜会、今後益々のご盛況を願うばかりです。若い方も幾人かいて羨ましい限り。
私はせっかくなので「通りゃんせ」を虚無僧でも吹こうかなとたくらんでおります。
あと、こちらは、
古典尺八界、あんな人こんな人☆其の四
にて書いた、呂竹会の時の演奏の様子が、
呂竹会の運営しているyoutube虚無僧チャンネルでアップされました♪
恐縮です。
天蓋被った絵になるなんて、すごいですね〜。
これは顔が隠れて便利ですわ。
さてさて、
色んな会で、お世話になりました🙏
あちこち出歩きますと結局は、私も頑張ろなんて思うので良いことですね。
益々暑い日が続くようですが、バテないように頑張りましょう♪