美空ひばり歌う『越後獅子の唄』
歌うように尺八を吹いてみたいシリーズ♪
お正月と言えば獅子舞を思い浮かべますが、こちら「越後獅子の唄」は、松竹映画「とんぼ返り道中」の主題歌。
この映画は、少女歌手美空ひばりが中心の滑稽捕物で、無邪気な娯楽映画。
歌詞の内容はお正月とは少々かけ離れた悲しい、孤児の歌。
「ロ」始まりです🎵
作詞:西条八十
作曲:万城目正
歌唱:美空ひばり
1.
笛にうかれて 逆立ちすれば
山が見えます ふるさとの
わたしゃ孤児(みなしご) 街道ぐらし
ながれながれの 越後獅子
2.
今日も今日とて 親方さんに
芸がまずいと 叱られて
撥でぶたれて 空見あげれば
泣いているよな 昼の月
3.
打つや太鼓の 音さえ悲し
雁が啼く啼く 城下町
暮れて恋しい 宿屋の灯
遠く眺めて ひと踊り
4.
ところ変れど 変らぬものは
人の情の 袖時雨
ぬれて涙で おさらばさらば
花に消えゆく 旅の獅子
こちらは映画↓
越後獅子とは
越後獅子とは、角兵衛獅子の別称で、新潟市指定無形民族文化財であり、180年以上続く伝統芸能。
獅子舞というと、あの赤い顔の獅子頭を被って二人立ちで舞う印象が強いですが、角兵衛獅子のように一人立で、唐獅子の頭のものや、イノシシ,シカ,竜頭を用いる風流の獅子も多く、鹿踊、八鹿踊と呼ばれる。
新潟市南区観光協会HP
明治以降、幼童の旅稼ぎは無くなり、一旦は消滅しましたが、保存会によって復活し今も芸が受け継がれているそうです。
国周の浮世絵を発見✨
一度、角兵衛獅子の舞を観てみたいですね🎵
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