【クリエイティブ生活】ゆっくり皆でやる人と一人でもさっさとやる人

 物事をゆっくり皆で話し合いながら進めたい人と、自分一人か、ついてきてくれる人だけでさっさと始めてしまう人がいます。良くも悪くも日本人には前者のタイプが多く、女性や田舎暮らしの人ほど傾向としては前者が多くなるようです。

 前者のタイプにとっては、いったん仲間と見なした人に、後者のような性急な態度を取られるのは、一種のハラスメントに近いようです。例えて言えば、女性と付き合いたいのに、強引に迫って時間を掛けて口説こうとしないかのような、そんな風に思えるようです。

 あるいは、家族の一員である夫が勝手に副業を始めてしまったような状況でしょうか。本業に差し障りはなく、むしろ経済的安定につながると証明しても無駄になる場合があります。よほど大金を稼げれば話は別かも知れませんが。

 時間を掛けてゆっくり相談してくれた、話し合ってくれた、そのこと自体に意味と価値があり、どのように理が通っていようとも性急な行動と判断はそれ自体が、家族その他のコミュニティへの『裏切り』なのですね。私もそうした気持ちが全く分からないわけではないですが。

 私がTwitterから離れて楽になれたのはそれが大きな理由と思います。私が思い付きをさっさと行動に移すのが理解できない人がいたようです。そのあたりは、互いの『常識』のすれ違いで、どちらが悪いとかではないとは思います。

 ただ、合わないコミュニティやSNSからは離れる権利もあるとは思います。もちろん、私から離れる権利もあり、現にTwitterではブロックされたりミュートされたりもしました。今では別に何とも思いません。むしろよくぞご自分の方から住み分けてくださいました、感謝しますと申し上げたいです。

 ただどうしてもドライに割り切れない、住み分けに踏み切れない人もたくさんいたようです。私はTwitterから離れて正解でした。

 実は私の家族は典型的な前者だったのですね。後者タイプの私には住みづらい家庭でした。

 Twitterでのウェブ小説界隈にいた時に感じていた違和感と不満と苛立ちは、まさに家族に行動と思考を制限および管理されてきた時と同じ窮屈さからでした。

 Twitterから離れて自分の感情を制御し、自分の本当にやりたいことをやっていく中で、この歳になってようやく真の自立ができたと思います。

 noteのおかげで遠いアメリカまで行かなくて済みましたね!🌿

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片桐 秋
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