決して『いいヤツ』ではない

関連する記事はこちら。

ウェブ小説風の長文タイトルの話と一緒に書いたので、少々論点がとっ散らかってしまった。

要するに、かつてカクヨムに公開していたオリジナル小説の元ネタ、というかインスパイアされた作品の一つが『デスノート』なので、その関連で話したのである。

で、それは単に主人公をいいヤツにすればいいという話ではない。そもそも、いいヤツってどんなヤツか? というところから話を始めなくてはならない。

『デスノート』が連載されていた00年代当時のネットで言われたのが、「月がもっといいヤツだったらと言うが、いいヤツだったら、そもそもデスノートを使わない」と。

そうなのだな。仮に凶悪な犯罪者だけをデスノートで死なせていたとしても、それは決して『いいヤツ』の所業ではないのである。

ただ、もしもそれなら、まあフィクションだし、もっと主人公への反発は減っただろう。でも『いいヤツ』ではないよな、ってところから、ようやく話が始めるのである。

さて、これはアニメ版のオープニングテーマである。今見ても良き良き。


今回は短いがここまで。

読んでくださってありがとうございました。また次回の記事もよろしくお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!

片桐 秋
お気に召しましたら、サポートお願いいたします。