【Blender】マテリアルの設定

今は、YouTube動画ではなくテキスト本を見ながら、マテリアル各種を作っている。いろいろな物が作れるのは楽しい。

今回は、同じように透明な物でも、微妙に見た目が違うのを比べながらやっていた。光の透過や反射の加減で、ダイヤモンドになるか、ガラスになるかが違ってくる。

ガラス製の偽物は安っぽく見えると言われてきた。それは単なる思い込みだろうと考えていたが、実際に光の当たり方が違うらしい。

もちろん、かなり微妙な違いで、よく見なければ分からない。でも確かに違うのである。

ちなみに水晶はダイヤモンドよりもガラスに近く、その次にルビーなどの宝石、次に硬質感のある輝きのあるダイヤモンド、となる。

こうした物の価値は希少性で決まるが、光の加減による、純粋な見た目の価値もあったわけである。

はるか昔、ガラスの大量生産ができず、今よりずっとガラスが貴重だった時代でも、宝石はさらにそれより貴重であった。

希少性もあろうが、見た目の輝き方も違っていたわけである。

ジルコニアと呼ばれる人工宝石とダイヤモンドの輝き方も違うらしい。これはガラスとダイヤモンドの違いよりも、さらに微細な違いである。

こうした光の反射や透過の加減は、細かく数値で調整する。

制作された架空の物体、Blenderではオブジェクトと呼ばれるが、そこに質感を与えてゆくには、むろん光の加減だけではなく、様々な要素がある。

要素ごとに、ノードと呼ばれるものを追加し、そこで数値の調整をする。色の調整は、また別のノードでやるのである。

少し前に、棒人間のような単純な形の人形を歩かせるアニメーションを作ったが、その棒人間をもっときれいなマテリアルで作りたい。

色ガラスや宝石のような人形を歩かせるのである。

一通りマテリアルを制作したら、やってみようと思う。

ここまで読んでくださってありがとうございました。また次回の記事もよろしくお願いします。

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片桐 秋
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