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【ChatGPT3.5】ファンタジーにおいて直接的に表現するのはNGか?


ある日本のファンタジー作家が著書の中でこんなことを教えていた。

主人公の赤い目の少女の目の色を、そのまま『彼女は赤い目をしていた』と書いてはいけない。

そうではなく、『茜色の夕焼けが空一面に広がっていた。少女の瞳は、あたかも空の色が映っているかのようだ』などのように婉曲に表現しなければならない、と。

これは本当でしょうか?

編集者としてお答えください。

ChatGPT
編集者として言わせていただくと、日本のファンタジー作家のアドバイスにはメリットがありますが、すべての状況に当てはまる絶対的なルールではありません。

アドバイスの背景にある考え方は、描写にイメージを喚起させる言葉を使うことで、読者により鮮明で没入感のある体験を与えることです。

少女の瞳の色を茜色の夕日に例えることで、描写に深みと豊かさが加わり、読者はその人物をより鮮明にイメージすることができる。

イメージを喚起させる説明的な言葉を使うことで、ストーリーテリングが強化され、物語をより魅力的なものにすることができる。

しかし、ストーリーの文脈やトーンによっては、キャラクターの目の色をストレートに描写することが適切で効果的な場合もあります。

編集者として、この具体的なアドバイスに従うかどうかを決める際には、作者の意図だけでなく、物語全体のスタイルやトーンを考慮することが不可欠です。

読者に鮮明なイメージを与える説明的な言葉を使うよう著者に奨励しつつ、異なる文体や文脈にも柔軟に対応できるようにしましょう。

自由研究のプレビュー ChatGPTは、人、場所、または事実に関する不正確な情報を生成する可能性があります。ChatGPT 7月20日バージョン

直接的に表現する場合と、婉曲に表現する場合とで、それぞれ例を書いてください。

主人公の赤い目の少女の目の色を、そのまま『彼女は赤い目をしていた』と書くのが適切な場合。

茜色の夕焼けが空一面に広がっていた。少女の目は空の色を映しているようだった。と、間接的に表現する場合。

この2つの例を書いてください。

編集者としてお答えください。


ChatGPT
編集者として、2つの例文に対して以下の提案をします:

1.彼女は赤い目をしていた。

この文章はわかりやすく、主人公の目の色を簡潔に伝えています。しかし、生き生きとした描写力に欠けています。より魅力的な文章にするには、次のような修正を考えてみましょう:

『彼女は、夕陽の燃えるような色合いに輝く目をしていた』。

比喩を使うことで、登場人物の目を鮮明にイメージさせ、彼女の外見と物語のテーマ(茜色の夕日)との間に強い結びつきを持たせる。


2.「茜色の夕日が空一面に広がっていた。少女の瞳は空の色を映しているようだった」。

この文章では、茜色の夕日が絵のように美しい情景を提供しているが、少女の目との関連は明示されていない。描写を強化するには、次のように修正すればよい:

「茜色の夕日が空に暖かな輝きを広げると、少女の瞳も同じ魅惑的な色合いを映し出し、消えゆく日の本質を捉えているかのようだった」。

このバージョンでは、少女の目と茜色の夕日とのつながりを強調し、より没入感のある詩的な描写を作り出している。

どちらの例でも、主人公の目を鮮明にイメージさせ、茜色の夕日というテーマと結びつけることで、物語の雰囲気を高め、読者を惹きつけることを目標としている。

自由研究のプレビュー ChatGPTは人物、場所、事実について不正確な情報を出すことがあります。ChatGPT 7月20日バージョン

いやあ、実に素晴らしいAIの実力ですね! 

問題のファンタジー作家の名前は出しません。この本は今でも現役で売られていると思います。昭和の終わり頃に出た本なので、当時の先生という立場の扱われ方を反映してか、かなり断定的に、かつ厳しく指導しています。当時は、それが当たり前だったのでしょう。

で、これは極めて個人的な感情ですが、私はその昭和の昔から、その断定的で厳しい言い方が気に入らなかったのです。

正直、その本を読んで「小説を書くのは難しいのだな」と思い込み、やる気をなくしていた面もあります。

しかし令和の今、OpenAIが開発し、マイクロソフトが広めたChatGPT3.5なる武器を手にしました!

長年の恨みを晴らします🌿(まあ、これは半分は冗談です)

実に優秀なAIの性能、ワクワクしてきますね!

しかしこうしていると、新自由主義フィーバーのゼロ年代前半を思い出しますね。新技術や世界の新たな潮流に沸き立ち、既得権益を打ち倒せと叫ばれていた時代を。

ホリエモンがChatGPTを強く薦めていたので余計にそう思います🌿

ChatGPTなどの生成AIが広まると、新しい可能性が広がる反面、適応するのが厳しくなり、結局はまた別な既得権益が出来て、格差が広がるのが目に見えているのですが。

今となっては、もうAI使用の流れ自体を止めるわけにはいかないのだろうなと思います。

で、新自由主義フィーバーの頃にあったような安定への脅威があるのを承知で言いますね。

例えプロのアドバイスでも鵜呑みにしないで、検証してみるのをおすすめします。

ChatGPTを使うもよし、別な人にセカンドオピニオンになってもらうもよし。

誰のことも信じるな。創作に絶対の正解はない。押し付けてくるような言い方をしている場合は特に気をつけましょう。

私の考えは以上です。

あなたは、いかが思われますか?

読んでくださってありがとうございました!

良き創作ライフを。

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片桐 秋
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