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『魔女と野獣』原作漫画の1話を読んで感想

こちらが原作漫画である。


まだ1話しか読んでいないのだが、非常に絵がきれいである。これでストーリーもやっておられるのだから、すごいとしか言いようがない。

私は耳から聞いて情報を捉えるのがやや難しく、目で読んだほうがはるかに理解できる。原作漫画を読んでみると、アニメ版を観た時には覚えていない内容があった。

アニメ版1話で主人公たちの敵となる魔女が復讐を決行したのは、単に無実の罪で祖母が火あぶりにされただけでなく、その魔女自身も何度となく命を狙われる羽目になっていたからでもあった。

それは120年前の出来事で、今はその魔女狩りは行われなくなっている。しかし、恨みの対象が街そのものになっている敵の魔女には、それは復讐をやめる理由にはならない。

アニメ版1話では結局主人公に倒されるが、原作漫画1話では、そこまで話が進まない。

原作漫画では、主人公たちが初めてその街に来るシーンで、背景となる街の建物が、薄くけぶるように描かれている。

アニメ版では、くっきりはっきりしていたので、だいぶ受ける印象は異なった。

原作漫画のほうが、じわじわと話が進む感じである。アニメ版は、もういきなり話の中心部が始まっている感じがした。BGMと声のせいもあるのだろうが。

そんな違いも、見比べてみると面白いものだ。

さて、今回はここまで。

読んでくださってありがとうございました。また次回の記事もよろしくお願いします。

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片桐 秋
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