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創作の日々のエッセイ【ささやかなアイデアに数分間をください】

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私がクリエイティブな生活や創作物のために、日常で考えたこと、見聞きしたことなどを。
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2022年6月の記事一覧

【クリエイティブ生活】ある種のステロタイプ【小説など】

 アメリカ発のポリティカルコレクトネスは、「ステロタイプな登場人物ばかり出さない」のが決…

片桐 秋
2年前
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【クリエイティブ生活】ウェブ小説ご紹介【他の作家さんのを推薦】

 連日暑い日が続きますね。私は節電のためサイゼリヤに行って半日を過ごしました。ドリンクバ…

片桐 秋
2年前
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【クリエイティブ生活】図書館に行って節電しました

 自宅にいてエアコンをつけているより、図書館に行った方が自分の節約にも、全体の節電にもな…

片桐 秋
2年前
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【クリエイティブ生活】一番の早道とは

 人生の棚卸しをするので、振り返りの評価基準を変えなくてはなりません。既存のルール、誰か…

片桐 秋
2年前
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【クリエイティブ生活】ベストセラービジネス書『ダークホース』より引用を

 私としてはこの本のおかげでかなり助かりました。おかげさまで今はとても快適です。テーマは…

片桐 秋
2年前
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【クリエイティブ生活】ダンセイニ幻想文学の短編『野原』の感想

 こちらから、ロード・ダンセイニの短編『野原』を読み終わりました。  ロンドンの郊外、緑…

片桐 秋
2年前
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【クリエイティブ生活】『日本霊異記』序文と最初の2話を読了

 小学館の『新編 日本古典文学全集』から、10巻目の『日本霊異記』を読みました。  平安時代の初期に書かれた仏教説話集です。薬師寺の僧の景戒(きょうかい)が、自分の見聞きした日本の説話を編集したものです。  仏教色の薄い伝説的な話もあり、また単なる教訓話てもなく、当時の庶民の苦しい生活ぶりなどが、今に至るまで伝わるほど明確に描かれているのが特徴だそうです。(訳者の中田祝夫氏による解説より)  今回は、景戒自身による序文と、最初の2話、『雷を捕まえた話』と『狐を妻にして子

【クリエイティブ生活】サバの水煮缶によるあら汁風味【自炊記録】

 本日は暑かったですが、久々に熱いものを食べました。  サバの水煮缶とインスタント味噌、…

片桐 秋
2年前
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【クリエイティブ生活】ナサニエル・ホーソーン『人面の大岩』を読了

 国書刊行会の『新編 バベルの図書館1 アメリカ編』より、今回はナサニエル・ホーソーンの『…

片桐 秋
2年前
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【クリエイティブ生活】ダンセイニ作『スコットランド・ヤードの敵』を読了

 昨日に引き続き、ロード・ダンセイニの推理小説短編集『二瓶の調味料』(ハヤカワ・ミステリ…

片桐 秋
2年前
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【クリエイティブ生活】推理小説短編『スラッガー巡査の射殺』を読了

 古典ファンタジーで有名なロード・ダンセイニの短編推理小説『スラッガー巡査の射殺』は、推…

片桐 秋
2年前
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【クリエイティブ生活】リラダン作『至上の愛』を読了

 リラダンに関しては岩波文庫で短編を一つだけ読んだことがあります。死んだ妻を生き返らせよ…

片桐 秋
2年前
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【クリエイティブ生活】ダンセイニ作『二瓶の調味料』を読みました

 『二瓶の調味料』ロード・ダンセイニ作(ハヤカワ・ミステリ新書)より。今年で13年目のロン…

片桐 秋
2年前
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【クリエイティブ生活】古典的幻想文学『ウェイクフィールド』を読んで

 昨日に引き続き『新編 バベルの図書館1 アメリカ編』から短編の1篇を読みました。今回はナサニエル・ホーソーンの『ウェイクフィールド』です。  前書きを書いているボルヘスいわく『ホーソーンの最高傑作であるばかりではなく、文学的にも最高傑作の一つ』だそうです。  ※ボルヘスは南米の作家で、マジックリアリズムと呼ばれている独特の幻想文学の世界的な名手です。『バベルの図書館』というタイトルも、彼が書いた小説から来ています。  正直なところ私にはそこまで訴えてくるものではないの