【クリエイティブ生活】『日本霊異記』序文と最初の2話を読了
小学館の『新編 日本古典文学全集』から、10巻目の『日本霊異記』を読みました。
平安時代の初期に書かれた仏教説話集です。薬師寺の僧の景戒(きょうかい)が、自分の見聞きした日本の説話を編集したものです。
仏教色の薄い伝説的な話もあり、また単なる教訓話てもなく、当時の庶民の苦しい生活ぶりなどが、今に至るまで伝わるほど明確に描かれているのが特徴だそうです。(訳者の中田祝夫氏による解説より)
今回は、景戒自身による序文と、最初の2話、『雷を捕まえた話』と『狐を妻にして子