正しいか分からないことに信念を持つのは難しい。
こんにちは、かたづけまぐろです。
先日、子どもたちに合わせて自分もはみ出す勇気を持ってみる、という話をしました。
で、遅刻で学校に行く勇気が必要かは分かりませんし、遅刻を是とする気はありませんが、雨の日だろうと寒かろうと歩いて一緒に学校に行くわけです。
通常の登校時に使う門は既に閉まっているので、違う門のインターフォンを鳴らして職員室から先生に迎えに来てもらう。
これがツライ。本当に非常識だと思う。
迷惑かけてるのももちろん承知ですし、書いてて本当に何してんのかな私と。
めちゃくちゃ居心地悪いです。
車で送ったりしたら、そっちのほうが楽だと子どもが思うかもしれない。
私も一緒に雨の日の濡れて気持ち悪い感じとか、肌で寒さを感じてみる。
たぶん共感力が少ない私は、実際に体験してみないと分からないところがあって、こんなに寒いならコレが必要だなとやってみて気づく。
あぁ、子どもだって頑張ってるんだなと気づく。
無理やり起こして、お互いに不機嫌になりながら登校させてた時より、学校の玄関まで迎えに来た先生をドアの影に隠れて驚かせて「ドッキリでーす」とか言ってる方が、本人は学校には行きやすいだろうなと思います。
最近、実家に帰った時、
父が昔の友人のことを話してくれました。
その友人は小学校では神童と呼ばれ、中学校でも優等生、けれど、高校生になったら落第したということでした。
友人として高校で普通に交遊していて、特に塞ぎ込んでる風でもなかったのに、先生から告げられてとても驚いたと。
高校側も落第なんてさせたいわけじゃないので、いろいろ手は尽くしたらしいのですが、結局、提出物も出さずになんともならなかった、ということを聞いたそうです。
この友人さんの後の話は聞いていませんが、ずっと優秀な人もいるし、苦労なく普通に暮らせる人もいる。
本当にいろいろ。
私の子育てのまだ長い道のり、
きっと我が子は、手を離すのは時間がかかるから。
その時まで無理させず、無理せず、ただ生きる。
低い目標で日々を緩やかに、穏やかに。