日本タヌキばなし第二話「狸寝入り」☆Ver 1.1
とあるところにタヌキ地区の代表の緑のタヌキさんがいました
2階に住んでいる古タヌキさんからある提案を持ちかけられます
「国政選挙に出ないポコか?」と
古タヌキさんがいる古狸党の後ろ盾で選挙の支援をしてもらいたい緑のタヌキさん
古タヌキさんは条件を出します
タヌキ地区の選挙で古狸党を勝たせてくれと
緑のタヌキさんは総理の椅子に座りたいと思ってます
国政選挙の出たかった緑のタヌキはその条件を了承します
任期が終わり、退職金3500万円をもらってホクホクしている緑のタヌキさんに問題が起こります
次のタヌキ地区の選挙です
自分の立ち上げた「タヌキファーストの党」と古タヌキさんがいる「古狸党」から板挟み
選挙応援に行けば、約束があるので古タヌキさんに怒られます
選挙応援に行かなければ、タヌキファーストの党から怒られます
他にもタヌキ教党からも目をつけられていました
困った困った緑のタヌキさん
緑のタヌキさんはひらめきました
「そうだ!狸寝入りポコ!」
理由は過労ということにしました
タヌキファーストの党の選挙協力要請が出た翌日に面会謝絶で入院しました
過労ならば、選挙応援に行きたくても行けないという形を作れる
過労ならば、いっぱい仕事をやった感を出せるし、自己申告で病気を作れます
同情を引けば次の国政選挙に出た場合でも有利になります
同情を引くために一ヶ月半前に死んでしまったペットも利用します
緑のタヌキさんの思惑通りに進みます
選挙応援には行かずに同情票が集まりました
盛り上げる為に選挙最終日、応援に登場
これでタヌキファーストの党は最初の予定よりも議席を増やし、古狸党はきちんと勝つことができました
緑のタヌキさん、古タヌキさん、タヌキファーストの党はケンカせずに仲良く暮らしましたとさ
おしまいおしまい
※このお話はあくまでフィクションです
〈解説〉
タヌキとは人を化かす生き物と考えられていました
我々は騙されないためにどうすればいいか?
言動だけではなく「行動を見ること」です
言葉とはただの空気の振動です
空気の振動を信用してはいけません
空気の振動を信用するからオレオレ詐欺などに引っかかってしまうのです
口ではどんなことでも簡単に言うことができます
政治家であれば、公約に対してどれだけ守れたかを見ればいい
公約を守れることは行動の物差しとなります
仮病か過労かは今後の国政選挙に出るか出ないかの行動で判断できます
仮病であれば、国政選挙に立候補することだろう
筋書きが上手く出来過ぎているからです
本当に過労であれば、倒れるまで仕事をする責任感のある人ですので仕事の途中で投げ出すことはないだろう
つまり、公約を全うするまでは国政選挙に出ることはないだろう
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