新谷まさこ/講師・看護師

全国の自治体や企業等で講師&執筆活動を行っています。「よくある子どもの病気けがまずの対…

新谷まさこ/講師・看護師

全国の自治体や企業等で講師&執筆活動を行っています。「よくある子どもの病気けがまずの対応マニュアル」8刷著者。noteでは、わかりやすい講座のつくり方や起業でやらかした失敗話やエッセイも書いています。京都府在住石川県出身。旬のことやご当地、ふわもこに癒され中。

マガジン

  • 新谷の活動&note実践報告

    新谷の活動報告と、noteを始めてからの成長報告です。

  • 感想をいっぱい頂ける大人気講座のつくり方

    質のいい感想は、次の仕事につながります。感想をいっぱい書きたくなるような思いやりのある講座ができるようになると継続性が生まれます。講座や研修の「面白くない」「分かりにくい」「居心地わるっ」を乗り越えた先にある参加満足度はこうやってつくられる。更に進むと口コミがおきる。その理由や講座のつくり方のシリーズ。

  • パパママのための子ども看護学

    子どもの病気やけがは急なもの。病状も悪化しやすいから周りは心配がいっぱい。でも、いざという時の受診の目安や具体的な看病をしっておくと慌てずにすみますよ。

  • お知らせ&お問合せはコチラ

    新谷からのお知らせ又はご依頼・ご相談はこちらです。

  • 子育てと仕事の両立の技

    忙しい・疲れた…なんて言ってられないー!って言いながらも、なんとかできている時の両立の技や子育ての技、こどもの健康や新谷の子育てつぶやきなどなど。

最近の記事

認定資格をとってどうする?どうなる?

「資格をとったら講座開催できるよ」「サロンを開設したりして楽しいよ」と、夢のような言葉にワクワク・ウキウキ♪そして、私も昔ベビー系の民間資格を取りました。でも、実はそこから始まった資格取得後の現実の葛藤… 講師業のほとんどは依頼をうけるかたち。 講師養成講座の目的は、 「講師を養成すること」 だから、集客や運営について教えなければならないこともない。 最近の民間団体で、講師として活動できますよとうたっているものが増えた。 けれど、そもそも講師=自主開催という前提が、ちょ

    • 子どもが頭を打ったら何科?何時間いつまで様子みる?

      子どもが頭を打ったらどうするか。 私も次男が3カ月くらいの時に、脱衣所が狭いのでお風呂上りは洗濯機の上で着替えしていました。 そこから、隣にいた長男の方を見た瞬間…ドシンっ!と落とした経験があります… 救急車要請の判断目安救急車を要請すべき状態は、「生命の危機があったとき」です。 それは、 ・息してない ・意識がない ・心臓が止まっている そんな状態。 つまり、大声で泣いたらまず1つめのチェックはokです。 泣いているということは、呼吸も心臓も動いています。 泣いている

      • 感想ってなに?

        講座受講後の感想は、その講座の評価と次に生かす課題を提示してくれる、すごいツールです。 感想とは 講座受講後に参加者さんに書いてもらいます。 「感じたこと・想ったこと」がまとめてあるものです。 ここにどう取り組んでくれるかによって、その人の参加度もみえてくる。 「今日参加してよかったです。」 「勉強になりました。」 「もっとがんばります」 などの定型文の言葉もあれば、自分の過去の体験や気づきをかいてくれることもある。 本音が見え隠れする「感想」の本質感想欄は「勉強にな

        • 子どもの風邪のお迎え電話は何回かかるか?

          園に子どもを預けていると時折かかってくる電話。 「熱があるのでお迎えお願いします」 なんで熱出すのよ!もう! 子どもが熱を出してつらいだろうと思いつつも、心配と周囲への焦りがこみ上げる、ドタバタコール。 旅行中でも急に熱がでたらどうしようと考えると、近場ばっかり選んでしまう。 思うようにいかないもどかしい時期ですね。 子どもは100回以上風邪をひくもの 世界的に読まれている小児科テキストの「ネルソン小児科学(第22版)」 にも、東京女子医科大学の研究では以下のよう

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        記事

          15歳までに100回以上子どもの自己肯定感をあげるチャンスがある。

          私の子育てもう手遅れだと思ってしまうのはなぜでしょう。 育児書等を読むと 「〇歳までに…」と書いてあるこれがその理由。 これの数字が励みになることもあれば、年齢をすぎてしまった後に知ったので手遅れだと思わせてしまっている理由です。 そんなことがあるなら、先に教えてよ!って私も何度思ったのか…。 この春、長男が大学に進学し一人暮らしを始めました。 子どものころから一緒にごはん用意をしたり、夏休みなどの長期休暇の時に洗濯物を頼んだり、家事に巻き込んできた成果もあって、おな

          15歳までに100回以上子どもの自己肯定感をあげるチャンスがある。

          小崎先生と共著の研究が公開されました。

          大阪教育大学教授であり大阪教育大附属小学校校長の小崎恭弘先生と共著でとりくんだ研究が、大阪教育大学の学術誌『生活文化研究』で掲載されました。 今、高校の家庭科では、保育学の中で家庭看護を教えることになっています。 高三の息子も習ってました。 だから、家庭科の教員を目指す学生は、大学の必須科目「保育学」の授業の中で、家庭看護を学ぶ必要があるのですが… どの程度を学生たちは学んでいるの?? 実際誰が教えてるの? どんな内容を?何コマ? 国立の教育大で実際はどうなの? という

          小崎先生と共著の研究が公開されました。

          子どものしつけを「押しつけ」にしないには

          子どものしつけは、子育て中の大きなテーマのひとつですよね。 部屋のティッシュをばらまきながら にやり… ってこちらの反応をみたりするわが子。 余裕がある時はかわいいけれど、時に憎くなる瞬間ですね。 本人が楽しいからいいやん~♪って思えればいいのですけどね…。 スーパーで走って他のお客さんが困ったり、 公園で他の子のおもちゃを取る姿、 家の電源コードをひっぱって感電しそうになってひやひやしたり。 子どもの安全と今後の生活のためにも教えておきたい行動が「しつけ」です。

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          京都府から後援をいただきました!「子ども看護講座@オンライン」

          「子ども看護講座@オンライン」が、京都府からご後援をいただけることになりました。 手探りではじめた開催も、こうやって応援をいただけるようになり少しずつ成長していっています。 子育てや地域支援関係は、 「儲けてなんぼ!」 のビジネスとは色が異なるため、個人としても団体としても継続がどうしても課題になっていくのが実際。 何人も仲間を見送ってきました。 それでも、やっぱり子育て中そして次にパパママになる人たちに伝えたくて、小さくても1人でも続けてきました。 夢は大きく自治体

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          「ママだから」って言われてもさぁ

          「ママなんだから…」 って言われても、出産して立場的にはそうなっても、母親としての能力や雰囲気などが、急に魔法のように備わるわけじゃない。 病院で採血をされるときに 「わたしこの春に学校を卒業して、看護師の国家試験合格しました!」 という新人看護師に採血をされる時って、信用よりも期待ですよね。 資格や立場が変わり、そこから成熟していくもの。 ママパパという立場もそう。 それなのに、「ママだから」「パパだから」と周りが求めてくること自体がやさしくない。 期待に応えたいかも

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          子どもの熱が下がらない!大変な病気?大きな病院にいくべき?

          子どもの発熱は、大人よりもちょっと早急な点が3つあります。 1)急に高熱が出る 2)熱が下がったと思ったら、また高熱の繰り返し 3)体力の消耗が著しい 小さな体で38度、39度の高熱がでるので不安になりますよね。 でも、1日3日、5日…上がったり下がったりでスッキリしない。 長引く状態に 「大きな病気?」 と心配になるのももっともです。 よく、「大きな病院にいったらいいですか?」とご相談をうけます。 もちろんそれも選択肢のひとつ。 大きな病院(=総合病院)になると、

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          子どもは6ヵ月になると風邪をひくって本当?

          子どもが病気になっている時。 「痛いよ、つらいよ、苦しいよ…」って泣いてる子をみると、 側にいる私たちも心配だし、つらいですよね。 言葉がまだ出ない年齢だったら泣き続けて、夜も眠りにくいので余計につらい。 でも、一方で、こうやって風邪を経験することで、子どもの免疫が鍛えられている一面もあるんです。 生後6ヵ月がなくなる免役は母体由来例えば、下のグラフは、子どもの免疫力の源である免疫グロブリンが、年齢とともにどれくらい増えているかを示した図です。 (緑の線) 産まれるまで

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