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小学校受験の思い出⑤~東京女学館小学校AO受験(面接の実況と受験番号の謎)~

出願が完了すると、とたんに何をしたらいいのかわからなくなった。


試験解禁日までなにする?

いくつかの小学校を受験しましたが、本番で何が出るかなんてわからず、今までやってきたことをつづければいいのか?
急に気が抜けたようになりました。

幼稚園に行く前に、ペーパーを何枚かするのと、テーマを決めたお絵描きくらいはしていましたが、過去問などもする意味あるのかなーと思いながら、過ごしていましたね。

志望校別ゼミみたいな講座に行ってみたりもしましたが、今となっては必要なかった気もします。

お教室の模擬面接は、なんとも返答に困る質問をされて。苦しんで答えましたが、やっぱり指摘されて、よく考えてくるように言われました。その質問とは
「なぜ女子校を選ばれたのですか」

まさか、片親でも偏見なく評価してくれる学校だからですとか、制服がすっごい可愛いからですなんて言えず。
本番では聞かれませんでしたけどね。

印象的な校長面接

第一志望の東京女学館小学校は、事前に願書(この学校では推薦書といいます)に様々な質問事項があり、かなりの量記載しました。お教室では、この学校だけの願書添削は特別料金でした。数万円だったような。ちなみに、私は添削してもらわず、思ったままに書いて提出しました。

面接当日、この膨大な情報量の推薦書を、校長先生は全て目を通し、マーカーまで引いて準備して臨まれていました。なんと、校長先生と私の1対1です。

面接をする部屋の手前が控室になっていました。それぞれみなさんご夫婦でいらっしゃって、沈黙。私は一人なので、あいている席におとなしく座っていました。
同じ幼稚園の子のご両親も、同じタイミングで控室にいました。私が先に呼ばれたので、そのお二人に「行ってくるね」と目で合図。二人も大きくうなづいてくれました。

校長先生は終始にこやかで、願書に書いてあるエピソードを詳しく聞きたいとか、名前の由来などをきかれました。何を質問されても、私が娘を大切に、そして信念を持って育ててきたという軸は変わらないので、全く動じずにむしろ楽しくお話しして終了しました。

そして気になる事が1つ。
恐らく、この面接の時点でほぼ合格は決まっていたように思いました。入学してから、同級生のお母様たちに伺っても、やっぱりそう思っていたとのこと。合格した方のお話ししか伺えないので、確かではないのですが。

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