おしゃれに悩むアラフィフ~そうだ、着物を着よう~
着物が好きなんてす‼
アラフィフになってから、着物に目覚めてしまいました。着るのも、ただ眺めるのも好き。
着物をいつから着ていたか
母も祖母も着物を着る人だったので、私も子どもの頃からお正月には着物を着せてもらって、お祭りには浴衣を着て行くのが当たり前でした。
子どもの卒園式などの節目には着物で出席していたのですが、なにせ自分で着られなかったのです。その都度実家の母に「着物着せて~」と頼んで着せてもらってました。
しかし、母だっていつまでも元気でいてくれる訳ではない。自分で着れるようにならねば。
一念発起
娘の成人に合わせて、振袖を用意することになりました。それに触発されて、自分も着方教室に通ってみたり、YouTubeでみつけた魅力的な先生を訪ねて習ってみたりで、奮闘しました。
着てみると意外とできるもので、あちこちにでかけてみることも増えました。ちょっとくらい帯が曲がっていたって、なんか襟が左右対称じゃないなって感じだって、堂々と歩いています。補正もしないし、いろいろな紐類も極力減らしてラクチンに着ています。
着物警察!?
着物初心者が恐れる、あの方たち。お目にかかったことがないのです。私のこの「文句あるかオーラ」が出続けている限り、お会いできないかもしれません。
でも、もしお声をかけていただけたときには、返す言葉を決めています。
「あなた、私のことが見えるのですか」と。
所詮、あの人たちは羨ましいのですよ。放っておいてほしいわ。
暑い時期に着ている着物
普段着の着物が主ですが、正絹のものも着ます。でも4月にはとっくに単衣です。で、10月くらいまで。かしこまった場でなければ、好きなものを着ています。半襟は季節で変えますけど。
今は浴衣です。絞りの浴衣が好きです。有松絞りも今年はよく着ています。藤井絞りの雪花絞りの浴衣も大好き。着たい着物はあっても、着られる日が足りない。着物で出勤したいくらいです。
今年は奮発して、着物スタイリストの石田節子先生のところで能登上布の着物を作りました。シャリっとして、すーっと風が通ります。この時期麻は無敵です。
もっと着物を着ようよ
ママ友との食事会などにも着物で行ったりします。意外と反応薄く、「なんで着物?」的なことを言われたりもします。がっかりです。褒めてほしいのに。
正直なところ、アラフィフになってからは似合う服が分からなくなってきたのです。色も、デザインも地味になるばかり。だからといって華やかなものを着ると、無理してる感満載で。
「そうだ、着物を着よう」と、決めてからはとても気が楽です。だって、どんな洋服よりも、素敵だしワンランク上な気がするから。自己満足ですけどね、えぇ。
娘も着物を洋風ミックスのようにして着ています。若い人にも着てほしい。リユースも利用したりして、そんなにお金もかかりません。
これからの野望
着物をもっと着る。
こんなおばちゃんでも楽しんでおしゃれをしていることを披露して、みんなにも着てほしい。
着物で仕事したい(ま、無理なんですよ。薬局薬剤師なんで)
着物警察撲滅
おしゃれを楽しみましょう!!