君の顔が好きだ

結局新幹線でも眠れないし、ソワソワ落ち着かないのでノートを書いている。

改めて、美容師さんに推しのどこが好きなの?と聞かれて、結構悩んでしまった。顔はもちろん好き、話し方も好き、面白いところ、頭の回転が速いところ、いい意味で芸能人ぽくないところ、すれてなさそうなところ…たくさんある。たくさんあるが、どれも本質ではない気がする。

結局私はただのファンで、彼のことはブログやTwitter、配信くらいでしか知る術はない。彼の内面などわからない。当たり前だけど一生知ることはない。

芸能人なのにすれてなさそうで、駐車場代払うのもキツいとか言ってて、庶民的で好感がもてるなーなんてさ、言ってしまえば全部私の妄想だ。運営が裏で糸ひいてるかもしれない。ガチ恋製造機にしたてあげてるのかもしれない。そして私はそれに踊らせてるだけなのかもしれない。でも真実なんてしらなくていい。そうだ、性格なんて僕の頭のなかで勝手につくりあげりゃいい、とは斉藤和義の曲だがその通りだ。しかし斉藤和義という人は、いつもこんなこと言ってるなあ。

推しの顔が好きです。顔というか造形が好き。性格も私生活も知らない。知りたいけどしりたくない。自分に都合のいいところだけ見ていたい。だってアイドルなんだから。裏切られたと思うようなことがあったとしても、それは芦田プロいわく、私の知らない彼の一面が見えただけということにしておく。そっとファンを辞めるのだろうか。それはその時にならないとわからないけれど。

今日会って何か私の気持ちは変わるだろうか。掃いて捨てるほどいる若手(でもないが)舞台俳優のなかでなんでかこんな追いかけるハメになってる、何でか知らんけど彼のために働いてるようなところはある、これもまた運命なんだろうか。これからの人生で決して深く交わることのない人であっても、今日の数時間だけは同じ空間にいる。そのために体も心もすごいしんどいのに楽しみで、ハッピーで、ときめいてる。ありがとう

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