第五回「イタロディスコ」
イタロディスコとは、名前の通りイタリアで流行ったディスコ音楽です。
1970年代後半イタリア発祥ので、のちにユーロビートやイタロハウスに細分化していきます。非常にシンプルでなぜか哀愁を感じる素敵な音楽です。いい意味で「いなたい」という言葉がぴったりです。一発屋や短命な方が多いのも特徴。イタリアだけでなくヨーロッパ各国で流行しました。今回は個人的に好きな曲を集めてみました(イタリア特化)いってみましょ。
Casco(キャスコ)
1983年デビュー。本名:サルバトーレ・クザート(Salvatore Cusato)2011年に亡くなりました。インターステラー(Interstellar)ドクターアシッド(Dr. Acid)等の別名義でも活躍。
「Cybernetic Love」
Mr. Flagio(ミスター フラジオ)
フラヴィオ・ヴィドゥリッチ(Flavio Vidulich)とジョルジオ・バッコ(Giorgio Bacco)の2人組。
「Take a Chance」
Loui$(ルイス)
トリノ出身。本名:ルイージ・フレガパネ(Luigi Fregapane)現在もコンポーザー、ギタリストとしてご活躍中。
「Pink Footpath」
Clio(クリーオ)
本名:マリア・キアラ・ペルジーニ(Maria Chiara Perugini)19歳でデビューし現役。ロベルト・フェランテ(Roberto Ferrante)がプロデュース。ケイ・ビアンコ(Kay Bianco)とClio & Kayとしても活動。
「Eyes」
「Faces」
KANO(カノ)
1979年にミラノで結成された3人組のプロジェクト。R&Bの要素と電子音楽の良い所が組み合わさった楽曲を得意とします。「Another Life」のジャケ大好き(ヘッダーのやつです)
「I'm Ready」
「Another Life」
Righeira(リゲイラ)
マイケル・リゲイラ(本名:Stefano Rota)とジョンソン・リゲイラ(本名:Stefano Righi)の兄弟(という設定)のデュオ。現在はめちゃくちゃ仲が悪いとか。単調にみえて深い歌詞(反核だったり)
「Vamos a la playa」
「No Tengo Dinero」
Baltimora(バルティモラ)
世界的にヒットした「Tarzan Boy」で有名な人。フロントマンのジミー・マクシェイン(Jimmy McShane)が歌っていると思いきやキーボードのマウリツィオ・バッシ(Maurizio Bassi)が歌っています。
「Tarzan Boy」
「Juke Box Boy」
EUGENE(ユージーン)
哀愁系と呼ばれる。かつてミラノにあった名門レーベルIL DISCOTTO PRODUCTIONSに所属していました。
「Livin' In Your Love」
Moon Ray(ムーン レイ)
こちらもIL DISCOTTO PRODUCTIONSに所属していたグループ。ミュージカルダンサーのマンディ・リギオス(Mandy Ligios)がフロントに立ち
ラッジョ ディ ルナ(Raggio di Luna)と名乗って活動していました。激しく一発屋さんです。
「Comanchero」
何とも言えない高揚感と哀愁、ノスタルジックさがありますね。初期の楽曲が多いですがこのシンプルさがたまらないです。塩で食べている感じがして。PVやアートワークも改めて勉強になる物が多いですね。ではまた。