何かのせいにしたい時だってある
唐突だが、僕は漫画がとても好きだ。
どんなところが好きかと聞かれると、全てが好きだというつまらない回答をしてしまいそうになる気持ちを抑え、強いて言うのであれば、物語が好きだ。
物語が好きなら、小説でも映画でもアニメでもいいのでは?
そう問われると、それらも好きだ、と言いたくなる。
ただ、漫画の方が好きだ。
漫画は、作者が表現したい世界観が、視覚的なイメージとして強く伝わってくるから好きだ。
もちろん、小説のように、活字だけの方が想像の幅は広く、そういった意味の面白さはある。
映画であれば、色もあるし、大画面で音付きで観られるし、動きもあるので余計没入感がある。
だけど僕は、漫画が好きだ。
なぜかというと、細切れの物語のテンポが好きなのかもしれない。
漫画は、大体1話のページ数が20ページ前後であることが多い。そして、その1話の中でたいてい、起承転結がある。
テンポが小気味良いのだ。
この文章をここまで読んだ人は、なぜこのタイトルからこの内容になったのか、不思議に思う人もいるかもしれない。
その理由は、noteのタイトルを考えること、つけることは、漫画の1話のタイトルをつける作業と近しいのではないかという仮説をふと思い立ったからである。
漫画のサブタイトルが、僕は凄く好きだ。
左利きのエレンの、「才能しかないクズ」とか「だったらもうセックスしかないじゃん」みたいな、パンチの効いた表現や、そのタイトルからどんな話なの??となるタイトルが好きなのだ。
その点で言うと、小説やエッセイ、新書もサブタイトルを見てゾクゾクすることがあったりする。
なんか話がややこしくなってしまったが、要するに僕は、今日のnoteのタイトルを考えている際に、銀魂という漫画のサブタイトルのことをふと思い出して懐かしくなったのだ。
あの漫画は、本当にサブタイトルが秀逸だった。
「天然パーマに悪い奴はいない」
は伝説の1話のタイトルだが、大の男4人がトイレットペーパーが無く厠から出られなくなる回の、「4人揃えばいろんな知恵」とかも結構好きだった。
奇怪な言葉の組合せや表現で、驚きたいし、面白がりたい。あわよくば、僕もそんなことができるようになりたい。
そんな、サブタイトルについての話。
…
あ、タイトル回収するの忘れた。
まぁ、漫画のせいだ。これは。