初のValue表彰を実施しました!
こんにちは。株式会社IVRyの採用担当・西方です。
毎日暑いですね。みなさん熱中症など体調管理はお気をつけて🍉
先日、IVRyとしては初となるValue表彰を行いました。
Value表彰は初の試みとなったため、どんなことを大事にして表彰に至ったのか、今回のnoteはそれまでの過程や結果をお伝えし、IVRyのValueの考え方について触れていただけると幸いです!
IVRyのValueとは
まず前提として、IVRyでは行動や判断の基準となる価値観の源泉としてValueを定めています。
その中で、組織や事業の拡大に伴い5月にValueをアップデートしました。
アップデートのプロセスや各Valueに込めた想いは以下のnoteに詳しく書いてるので、よろしければご覧ください。
合宿も含めて、全員参加型で新Valueを決めたこと、並びに、音楽やIVRyのシンボルであるボルダリングの壁を彷彿とさせるキーワードで表現していて、新Valueの策定やプロセス・結果ともにIVRyらしいものとなっています!
Value浸透を促進したい!表彰制度導入の背景
表彰はValueの浸透を目的として「各Valueを最も体現していた人を表彰するもの」として実施することにしました。
Valueを体現した人の行動や背後にある考えを知ることで、周囲のメンバーも行動を再現しやすくすることを目的としています。
Valueは掲げるだけでは意味がなく、各人の判断や行動の基準となるまで浸透して初めて価値のあるものだと考えています。
今後、もっと多くの・もっといろんなバックグラウンドの方と一緒に事業と組織を大きくしていくためにも、Valueの浸透は特に力を入れて取り組んでいることの1つです。
ノミネートと決定までの進め方
表彰決定までの進め方は色々とあると思いますが、IVRyでは以下の方法で進めました。
1.全員からのノミネート → 2.選定委員会での選定
※選定委員会は社内で各職域や事業セグメントのリーダーを務めるメンバーで組成。
限られた人で選定してしまうと見落としてしまう行動や視点があるかもしれないという点で全員からのノミネートを募るプロセスにこだわりました。
また、ノミネートする対象を選ぶという行動を通じて、全員がValueのことを考えることも浸透施策として良しという側面もあります。
このノミネート方法が結果としてとてもIVRyに合っていて、全社員の97%からの回答があり、候補も全メンバーの半数にあたる50人を超えたノミネートがありました。
前述の合宿も含めて全員参加でValueを作ったことからも、みんなで関心高く表彰にも向き合うことができたのではないかと振り返っています。
一方で、投票数の多さだけで表彰を決めるということはせず、人気投票や目につきやすいプロジェクトや行動だけが表彰対象にならないような設計にすることも同時に注力しました。
大事な基準は「当初期待値をどれだけ上回ったか」
みんなから集めたノミネートも参考にしつつ、最後は選定委員会にて受賞者を決めました。
選定条件は以下の2点を定めています。
受賞者の単位:個人が原則。ただし、それ以外の単位で動くこと自体が不可欠である場合には、プロジェクトやチームでの表彰も認める。
各Valueへの受賞者数:1Valueに対して1受賞者が原則。ただし、該当がいない場合は「該当なし」も辞さない。また、複数該当が妥当である場合には複数も認める。
性質的な基準では、「向き合い方や進め方において、各人やそのプロジェクトの当初期待値をどれだけ上回ったか」を大切にしました。
この基準があることで以下が実現できると考えたためです。
a. プロジェクトや期待役割の大小・高低の影響を除外したフェアな選定
b. (成果の大きさは評価・査定で返すとして)プロセスや思考・意思におけるValue体現にフォーカスした選定
重要性の高い大きなプロジェクトに携わる場合、自身に求めるコミットメントも予期される成果の水準も高くなります。
それを普通に達成できたからといって、他のプロジェクト成果と比較したときにValue表彰の点で有利になるかというとそうではなく、その達成のプロセスの中で発現されたValue要素の大きさで表彰を決定する構造にしています。(ただし、成果の大きさは、Value表彰の外で、評価・査定で返すべきものは返すということは別の視点として評価制度にて意識をしています。)
初Value賞は誰の手に
長々と書きましたが、ここから受賞者の発表です!
Beyond the Wall
これまでの延長線上にはない成果や試行、常識や期待値を大きく超える取り組みを推奨するものです。
スタートアップには非連続な成長を繰り返すことが期待されているので、その中の一人一人としても非連続な成果や価値を届けられるようになることを目指すValueになります。
受賞者は、広報・PRの宇都さんでした!
IVRyは2024年5月にシリーズCの資金調達の実施にあたり、プレスリリースの推進や、調達という機会を最大限に活かしたモメンタムの創出を実現にフルコミットしたことが受賞理由です。
やるべきことをやるというコトに向き合う姿勢や、その中でリソースや時間の制限がある中でも「やると決めたこと」を自身の壁や組織の壁を超えて推進し切ったことが評価されました。
受賞者の宇都さんからのコメント🐰
Keep on Groovin’
IVRyのオフィスに来ていただくと「圧倒的な熱量」や「新たなことが始まりそうなうねり」を感じたとおっしゃってくださる方が多いのですが、その雰囲気を持続・増強させたいというValueになります。
選定基準のパートで、原則、「受賞者の単位は個人・受賞者数も1Valueにつき1人」と記載しておきながら早速破ります。1つのプロジェクトと1人のメンバーが受賞となりました!
Keep on Groovin’に関する1つ目の受賞者は、オフィス移転プロジェクトのメンバーである、大沼さん・狩野さん・植田さん・近藤さん・今西さんの5人でした!
IVRyは2024年6月に、田町エリアに東京オフィスを移転。
物件が決まったのが1月末で、内装コンセプト決定からの約3ヶ月で具体的な移転プロセスは始まったのですが、そこからの短期間でDay1から旧オフィスと同様以上の環境で執務できる状態を作り上げた点と
その中で各職種やプロジェクトの声を反映して働きやすさを追求していた点に評価が集まりました。
プロジェクトのPjMを務めた今西さんからのコメント🏙️
もう1つのKeep on Groovin’受賞者は、SMB領域フィールドセールスマネージャーのライスさんです。
今回の表彰に際して、「特にどのプロジェクトでの取り組みが評価された」というわけではなく、普段のコミュニケーションや人との接し方がまさにKeep on Groovin’の化身で、「ポイントが多くて絞れません」という社内からのコメントが多かったです。これぞMr.Keep on Groovin’。
ライスさんはフィールドセールスのチームのことだけでなく、IVRy全体のことを常に自分ごと化し、またそれを周囲に伝播させるパワーが受賞につながっています。
受賞者ライスさんからコメント🍚
Grab and Grit
コミットメントややりきりを推奨するValueです。
成長が至上命題であるスタートアップは変化が激しく、新たに発生する機会や「こぼれ球」が多くなる構造ですが、それを自ら掴みに行くことで成長の糧とするような動きを求めるValueでもあります。
先にお伝えすると、このValueでも「受賞者数は1Valueにつき1人」の原則を破ります!!
そんなGrab and Gritに関する1人目の受賞者は、シリーズCの資金調達プロジェクトを推進してくれたファイナンスの後藤さん(社内での愛称はうきさん)です!
IVRyは現在の市況に対して非常に高いValuation目標を設定していたために、普通だと「無理でしょ…」となってしまうところ、うきさんは「どうしたらそれを実現できるか?」という思考のもと、社内の調整や進捗管理、各投資家との接点を一手に引き受けてプロジェクトを推進してくれました。
弊社はCFOがいない中、そのなかでこれだけ高いValuationの調達が実現できたのもうきさんがいたからこそでした。
受賞者のうきさんからコメントです🧳
もう1つのKeep on Groovin’受賞者は、僭越ながら西方でした!
イエーーーーーーイ!!!ピースピース!!!
驚きでその場では自分で何言ってるんだか全くわかっていない受賞者コメントは以下です🐸
調達があったこともあり、社内メンバーが他社様のイベントなどに登壇する機会も多かった時期でした。
その中で採用観点で伝えてほしいメッセージを考案してスクリプト化して登壇者に渡していたことなどを評価いただきました。
誰が何を言えば組織として伝えたいことが最も伝わるのかは特に大事にしているので、そこを見ていてもらえたことは素直に嬉しいです。
最後に
Value表彰では、日々の行動でValue体現しているか?非連続な成長に向けて与えられたミッションを理解し、成果や価値にこだわり抜いているか?をとにかく大事にしました。
わかりやすいビックトピックにスポットを当てて表彰するのではなく、全員がコトに向かい、期待された以上の成果や価値にコミットする行動や姿勢を評価する組織でありたいと考えています。
今回の表彰は、入社時期や職種、ミッションそれぞれバラバラなメンバーが受賞したこと、バックオフィスなど本来なら組織の「守りを固める」メンバーも、求められる結果にフルコミットしていて期待以上を出した結果が表彰されている点などはIVRyらしさだなと感じました。
私たち一人ひとりがValueを高いレベルで体現することは、IVRyのミッション達成への最短距離だと思っています。
これらからも最高のWork is funを全員で追求していきます。
ここまで読んでいただきありがとうございます!!!!
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おまけ
IVRyでは、入社時に一人一人に個人のレゴを渡しています。
Value賞受賞者には特別なレゴのブロックパーツが贈呈されました!
こうして1つ1つみんながIVRyで過ごした時間を積み上げていけるのも楽しみです!