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障害者手帳が支給。年間金額影響度

心臓に人工弁を入れる手術を終え、無事退院した後に市役所で障害者手帳の発行申請を行った。

病院で所定の書式に必要事項を記載してもらい、証明写真と共に提出するだけ。非常に簡単。

約1か月ほど審査期間を経て自宅に書留が届いた。

中に入っているのは、障害者手帳と冊子、それと市バスの乗車無料になるICカードが入っていた。

添付の冊子だが、私が住んでいる市は非常に解りやすく、全てのサービス一覧が記載された表に、私が受けられると思われるサービスをチェック入れた状態でここの手続きが必要ですよ。という形で見える化されていた。

色々とその後の手続きが必要なモノが出てくるのだが、今回は最終的な結果だけ記載しようと思う。

簡単に私の受けられるサービスとざっくり年間影響を表にする。

キャプチャ

利用するサービスに応じて前後する事があると思うが年間23万円ほどはコストセーブできる。

あくまで私のケースでの試算です。例えば車を持っていない人にとっては自動車税の減税など無価値に感じるだろうし、所得税控除に関しても税率が変わる微妙なラインにいる人は大きく影響してくるし、交通費に関しても、JR西日本は「定期券の割引は介助者と共に乗車するのが条件」だったりするが、東日本は条件が無かったりする。

だとしても総じて、該当する傷病を負っているなら交付してもらう事に躊躇する必要はまったくないです。

お得になるだけ

ここでは詳細記載しませんが、私の場合は障害者手帳以外に、障害者年金の受給も合わせて頂けるため、合わせれば約80万ほどの恩恵を頂ける事になる。

これはデカい。非常にありがたい恩恵です。


一方でデメリットとしては、私の様に賃貸生活をしている人の場合は、何と言っても今後、住宅ローンを組み辛いという点。住宅ローンは基本的には団信という生命保険がセットとなっており契約者が死亡したり高度障害となった時にローン残債を肩代わりしてくれるシステムになってる。

障害手帳を持つとこの団信が契約できず、結果として住宅ローンが組めなくなる。という流れです。

と、言う事でもう1つは保険に入り辛い。入れても条件が悪い。という点。でもこちらに関しては特に今更加入しようと思って無いので何て事ない。

また、これらのデメリットは「障害者手帳を持っているから発生する」ワケではなく「そのような状態にある」という事実で発生するため手帳申請していなくてもデメリットが発生する。

後は心理的なストレスになるとか昇進昇級に関わる可能性がある等であるが、心理的なストレス?何それ?手帳を持つ持たないで心理ストレスがどれだけ変わるの?定量化できる?と疑問に思うタチなのでほぼ気にしない。

昇進昇級に関してだが、何なら会社には黙っていればいい。


という事で、障害者手帳は交付してもらって基本メリットしかない。と結論付ける。


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