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【Bubble】DBの定義が日本語で困ることまとめ

Bubbleで開発をしていると、英語でも日本語でも登録ができる箇所がいくつかあります。
日本人メンバーだけでやっている場合には、英語よりも日本語の方がわかりやすいことが多いですが、日本語を使う上でいくつか注意点があるので、まとめておきたいと思います!

前提として

今回話を進める箇所としては、Data typesの定義名やフィールド名です。

日本語名にするデメリット

1. 検索しにくい

これが一番の問題です!生産性がめっちゃ下がります!
先ほどのテーブルを Repeating Group に表示させる処理を例に見てみましょう。

ブログ1、ブログ2、ブログ3 という適当な名前のテーブルがありますが、
これが blog1、blog2 という英語名であれば、検索欄に "b" と入力した時点で絞り込まれます。
しかし日本語だと "ブ" と入力してエンターを押す必要があります。この時点で作業が増えてますね。

そしてそして、これが去年の途中から仕様がおそらく変わった箇所なのですが、"ブ" と入力をしてエンターを押すと、"ブ"で絞り込みされた一番上の項目が勝手に決定されてしまいます。
ブログ1を選択したい場合には良いですが、ブログ2を選びたいときにはめっちゃ困ります。

ここまできてテーブル名の例えが悪いことを薄々感じているので、もう少し実際にありそうなケースで説明をしてみますね。

例えばこのような "ユーザー" から始まるテーブルが複数あった時
- ユーザー (user)
- ユーザープロフィール (user_profile)
- ユーザー〇〇 (user_hoge)

ユーザープロフィールを選択したい場合に、"ユーザー"と入力 → エンターを押すとユーザーテーブルで確定しちゃいます。
"ユーザープ" まで入力しないとユーザープロフィールを選べない訳です。

これが英語なら u を打つだけで 3 つに絞り込みができ、そこから選べます。英語の方が入力が少ないので、仮にテーブル名を全部入力しても楽ですよね。

今回 Repeating Group を例に取りましたが、基本的に検索する箇所はどこでも同様のことが起きるため、これがかなり生産性に影響を与えます。

2. ログの表記

ログに出力されるフィールド名が __n という文字列になってしまいます。
フィールド名がなくても大体わかるので、クリティカルな問題ではないのですが、このような影響が出ます。

データを保存する処理
データを保存したログ

フィールド1に登録すべきものがフィールド2に入ってしまったケースなどでは、ログにもちゃんとしたフィールド名が表示されていて欲しいですよね。

3. 仕様変更される可能性がある

1に書いた内容ですが、元々は日本語名でも検索が問題なくできていました。
途中で仕様が変わったようで、途中から日本語だと使い勝手が悪くなったんですよね。

それを考慮すると、今は問題ないことが将来的には不都合になる可能性はあります。特に基本は英語で使われていることが想定されているため、日本語にとっては不都合は仕様変更が行われる可能性があるかもしれません!

基本的には英語を優先して使用する。

英語で不都合になることはないので、基本的には英語でやる方が良さそうです!

慣れれば英語でも問題ないですし、ChatGPT も出てきて命名もしやすくなってきているのではと思います。
日本語を使ったからバグが出たということは聞いたことがないので、少し使いにくくなっても日本語の方が良いという人はそれでも良いのかなと。

せっかくなので、検索しやすく日本語の名前を使いたい場合にどうしたら良いかについても考えてみます。

日本語を使いたい場合の対策

「英語名__日本語名」みたいにするのはありかなと思ってます。

フィールドにコメントを入れるということもできますが、コメントはすぐに確認がしづらいので、フィールド名に入れてしまった方が楽な気がします。

名前が長くなるというデメリットはありますが、このフィールドはなんだっけ?となることは減りますし、日本語名は頭の中にあるけど英語のフィールド名が出てこない時にも検索がしやすいです。

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